◆「100均のビーサン」とは一味違う
昨今、100円ショップなどでも手軽に手に入るビーチサンダルだが、鵜澤氏は品質の立ち位置についてこう説く。「安価な製品は使い捨てにされることもありますが、ビーチウォークは『育てるビーチサンダル』です。革製品のように履くほど足に馴染んでいくため、ソールが擦り切れるまで愛用するファンも少なくありません」
長年、同じ形を継続してきた事実は驚異的だ。しかし内外ゴムは、現状に甘んじることなく未来を見据えている。
「最近は、ブラジルのビーチサンダルブランド『ハワイアナス』なども日本での取扱店が増えていて、あちらはデザインやカラーバリエーションも豊富に揃えていらっしゃいます。長年、変わることないスタンスでここまでこれたことに誇りもありますが、『ビーチウォーク』もさらなる可能性を模索する時期に来ていると思います」
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安くて気軽な履物の裏側に詰まった、日本のものづくりの歴史と工夫。何気なく履いている一足の背景には、異文化との出会いが生んだ物語があった。
<取材・文/Mr.tsubaking>
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【Mr.tsubaking】
Boogie the マッハモータースのドラマーとして、NHK「大!天才てれびくん」の主題歌を担当し、サエキけんぞうや野宮真貴らのバックバンドも務める。またBS朝日「世界の名画」をはじめ、放送作家としても活動し、Webサイト「世界の美術館」での美術コラムやニュースサイト「TABLO」での珍スポット連載を執筆。そのほか、旅行会社などで仏像解説も。

