胃の中から口臭の原因を改善する「タイプ別お茶&食材養生」

ここからは、胃熱タイプ、胃陰虚タイプ、混在タイプそれぞれの口臭対策養生をご紹介します。タイプ別に体質改善に役立つお茶、食材、生活養生ポイントをおすすめしているので、ぜひ毎日の習慣にとり入れてみてください。
◉胃熱タイプの口臭対策養生
・食後に緑茶やミントティーを飲む習慣を
緑茶には胃熱を冷ます作用があり、胃熱による口臭や口内炎などをやわらげてくれます。食後に温かい緑茶を飲むことを習慣にすると、胃熱を抑える助けとなります。ミントティーにも余分な熱を冷ます作用があり、口の渇きをやわらげるほか、口内炎の予防にも役立ちます。食後に飲むと口の中がスッキリします。どちらも、アイスではなくホットでいただきましょう。
・毎日の食事に豆腐をプラス
豆腐は胃熱による口臭を抑える作用に優れています。味噌汁の具ややっこ豆腐など、手軽な方法でとり入れやすい食材なので、ぜひ毎日の食事に加えてみてください。やっこ豆腐は冷奴よりも温奴などの温かいメニューが、胃にやさしいのでおすすめです。
・腹八分目を心がけ、よく噛んで食べる
胃熱タイプは、胃を休ませることが養生の重要なポイントになります。満腹になるまで食べ過ぎないように注意して、食事量は腹八分目を意識するといいでしょう。早食いも胃に大きな負担となるので、ゆっくりとよく噛んで食べるようにしてください。
◉胃陰虚タイプの口臭対策養生
・毎朝はちみつ白湯を飲む習慣を
はちみつはおなかに潤いを補う作用があり、特に口の乾燥をやわらげる効果が高い食材です。マグカップ1杯の白湯に小さじ1のはちみつを加えた「はちみつ白湯」を、朝起きたときや口やのどに渇きを感じたときにゆっくりと飲むといいでしょう。さらにレモン汁を数滴加えた「はちみつレモン白湯」にすると、より効率よく胃や口の中を潤すことができます。
・毎日の食事に白ごまをプラス
白ごまは胃の潤いを補う働きに優れた食材です。ごはん、味噌汁、おひたし、惣菜類などに小さじ1程度振りかけると、胃に潤いを補う食事に早変わり。いりごまよりもすりごまのほうが、消化吸収がよく胃にやさしいのでおすすめです。いりごまを使う場合は殻をすりつぶすようによく噛むようにしましょう。
・23時までに就寝する
東洋医学では体の潤いは夜に生み出されると考えられており、夜ふかし生活や夜遅い時間に食事をとる習慣が続くと、胃陰虚になりやすい傾向があります。そのため体に潤いを補うには、なによりも規則正しい睡眠生活が重要。特に23時~深夜3時は潤いを生み出すゴールデンタイムなので、この時間帯に睡眠がとれるように就寝時間を調整しましょう。
◉胃熱と胃陰虚の混在タイプの口臭対策養生
・入浴の前後に麦茶を飲む習慣を
麦茶の原料である大麦には、胃の熱を冷まし、胃の消化活動を助けて潤いを補う作用があります。まさに、胃熱と胃陰虚が混在しているタイプにぴったりの飲みもの。汗によって体内の潤いが失われやすい入浴の前後に、コップ1杯の常温の麦茶を飲むことを毎日の習慣にするといいでしょう。
・毎日の食事にトマトをプラス
トマトには胃の熱を冷ましつつ胃に潤いを補う作用があるほか、のどの渇きを潤し、歯周病や歯ぐきの出血の予防も期待できます。さらに、胃の調子を整えて食欲不振をやわらげる働きも。プチトマトをメインディッシュに添えたり、トマトを塩とオリーブオイルであえるなど、シンプルな形で毎日の食事にトマトをプラスするといいでしょう。胃腸を冷やしすぎないように、トマトは常温に戻して食べることがポイントです。
・「腹八分目」と「23時までに就寝」のどちらも重視して
胃熱と胃陰虚が混在しているタイプは、胃腸の負担を減らして胃熱を静める養生と、胃の潤いを補って胃陰虚をやわらげる養生の両方が重要。食べすぎないように腹八分目を意識して胃腸の負担を減らし、23時までに就寝して胃に潤いを補うことを意識するといいでしょう。
胃の調子を整えることで、息も整えてゆく。口臭の根本原因にアプローチする養生で、体の内側から口元をスッキリさせていきましょう。
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