高市政権の国会運営は「国会損壊罪」と評論家が厳しい評価 支持率落下に影響したか

自民党、民主党の事務局幹部として国会の生きざまを50年余り見てきた政治アナリストの目には、高市政権の国会運営は「国会損壊罪にあたる」と嘆くほどのひどさに映ったようだ。2026年7月21日放送のBS11「報道インサイドOUT」では、「高市政治の通信簿」として政治評論家らが採点したが、評価は厳しかった。

高市早苗首相(2025年10月撮影)

「皇室典範改正は立法府の総意とかけ離れている」

政治アナリストの伊藤惇夫さん(77)は自民党事務局で小選挙区比例代表制など政治改革大綱をまとめた経験があり、その後離党した故羽田孜・元首相らと行動をともにして、新進党、太陽党、民政党、民主党の事務局長などを務めた人である。

「インサイドOUT」では、皇室典範改正について伊藤氏は、「『立法府の総意』とはかなりかけ離れた内容になった。憲法第1条にうたわれる『日本国民の総意』に基く内容かと言えば、今の世論の動向を見れば明らかに集約されているとは思えない」と批判した。

国旗損壊罪法なども含めて審議した今国会の動向について、「国会の在り方が非常に歪んでしまった」「こんなにひどい国会運営は記憶にない」とこき下ろした。

「説明力、根回し力」が最低、国民に対して説明していない

伊藤氏の「高市通信簿」は、「説明力」と「根回し力」はいずれも5段階で最低の1。「総選挙での圧勝と高い内閣支持率で、今の自民党では、官邸からの指示があったら従わざるをえない。だから、高市さんからすれば、根回しは必要ない、指示を出すだけ。国会にもほとんど出てこなかった。国会に対して、国民に対して、なぜこの法律、政策が必要なのか、高市さんが説明したという記憶はほとんどない」と語った。

同席した政治ジャーナリスト(NHK元記者)の城本勝氏は、「ゼロとかマイナスをつけたいくらい。根回しという言葉を高市さんは知らないのでは」とさらに厳しい。

配信元: J-CASTニュース

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