「銀行に預ければ安心」はもう古い?50代のお金が物価高で目減りする理由

「銀行に預ければ安心」はもう古い?50代のお金が物価高で目減りする理由

日本人の資産の半分以上が「現金・預金」

日本人の資産の半分以上が「現金・預金」
日本銀行「資産循環の日米欧比較」をもとに作成(書籍より引用) 

そもそも世の中の人は、どれだけ投資を行っているでしょうか? 日本では株式投資への理解がまだまだ浅いため、「株やってます!」と話す人は少なく、もしかするとあなたも「みんなはどうしているんだろう?」と思っているかもしれません。

それを知る手がかりとして、日本人の「金融資産」の割合はどうなっているのか、を調べたデータがあります。「金融資産」とは、現金や預金のほかに、株式、投資信託、債券、それに保険や年金などのことを言います(不動産などは含まれません)。 

それによると、半分以上の51パーセントが「現金・預金」。次に多いのが「保険・年金・定型保証」で26パーセント、その次が「株式等」の約12パーセントとなっています。やはり、まだまだ銀行預金に頼っている人が多いことがわかります。

では、アメリカの人たちはどうでしょうか? いちばん多いのは「株式等」の約42パーセントで、2番目が「保険・年金・定型保証」の約27パーセント、そして「投資信託」の約13パーセントと続いています。「現金・預金」は11.5パーセントしかありません。
アメリカでは半分近くが株式になっていて、日本の現金・預金とほぼ逆転しています。なぜ、このような違いがあるのでしょうか?

アメリカでは「投資でお金を守る」が当たり前

アメリカでは「投資でお金を守る」が当たり前
sofiiashunkina / PIXTA

日本人に「なぜ銀行預金をするのですか?」とたずねると、ほとんどの人が「減らないから」と答えるそうです。あなたも、そう思っているのではないですか?

実は、アメリカの人たちに「なぜ株式投資をするのですか?」という質問をしても、同じ答えが返ってくると言います。つまり、「減らないから」。

そう、アメリカでは「株式投資=お金が減らない」という考えが浸透しているため、多くの人が預金ではなく株式投資にお金を回しているのです。

「えっ? でも、投資にはリスクが付き物で、最悪の場合はゼロになってしまう可能性だってあるんでしょ? それなのに『お金が減らない』って、どういうこと???」

そう思うのは、あなただけではありません。日本では多くの人が、銀行預金こそが「お金を減らさずにすむ場所」だと考えています。

たしかに、銀行に預けたお金が減ることはありません。たとえ銀行が破綻したとしても、1人あたり1000万円プラス利息分までなら保護されます。

でも、お金の「価値」は下がり続けます。

配信元: HALMEK up

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