元捜査一課刑事・佐々木成三が「40歳で警察官を辞めたワケ」…価値観が崩れた“被害者遺族の一言”

元捜査一課刑事・佐々木成三が「40歳で警察官を辞めたワケ」…価値観が崩れた“被害者遺族の一言”

◆「1年前の自分の青写真を超えていたい」

佐々木成三さん
佐々木氏の著書『刑事だけが知っている「対話する力」』(小学館)が、7月31日に発売される
——最後に、今後の展望を教えてください。

佐々木:
毎年12月31日に、「今年はこうだった、来年はこうなっていたい」という青写真を書いています。そして翌年の12月31日に、その青写真を超えていたかどうかを確認する。超えていることを目指して動き続けることが、自分の原動力になっています。

「犯罪を生まない環境づくり」というコンセプトは、刑事を辞めた日からまったくブレていません。自分一人ではできないことも、異なる領域の人と出会い、ケミストリーが生まれることで広がっていく。そのためにも、人と積極的に会い続けることが、これからの自分にとって最も大切なことだと思っています。

  *  *  *

 被害者遺族の一言で自身の価値観を見つめ直し、40歳で刑事という“天職”に区切りをつけた佐々木氏。その経験を胸に、現在はテレビや講演、防犯活動を通じて「犯罪を生まない環境づくり」を訴え続けている。

 犯罪者を追い続けた22年間で得た知見を、今度は犯罪を未然に防ぐために生かす——。その軸は、警察官だった頃から変わることなく、これからも社会へ向けて発信され続けていくだろう。

取材・文/セールス森田

【セールス森田】
Web編集者兼ライター。フリーライター・動画編集者を経て、現在は日刊SPA!編集・インタビュー記事の執筆を中心に活動中。全国各地の取材に出向くフットワークの軽さがセールスポイント
配信元: 日刊SPA!

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