「一番与死球が多いのは巨人ですから」藤川監督の“死球発言”に批判続出…阪神にも厳しい視線が向けられることに

「一番与死球が多いのは巨人ですから」藤川監督の“死球発言”に批判続出…阪神にも厳しい視線が向けられることに

◆広島戦でも問題提起していた藤川監督の一貫した姿勢

 もっとも藤川監督が死球に強い姿勢を示したのは、今回が初めてではない。7月17日の広島戦では阪神が1試合で3死球を受け、前川右京が負傷交代した。

 藤川監督は「ある程度我慢はしていますけど」と切り出し、内角を攻める投手に「技術の引き上げ」を求めた。「タイガースの投手もそうですけどね」と自軍も対象に含めており、内角攻めそのものを否定したのではなく、打者を負傷させない制球力も必要だという問題提起だった。

 ただし、翌18日には広島・ハーンの投球が佐藤輝の胸元付近へ抜けた直後、阪神のモレッタが小園海斗に死球を与えた。故意や報復だったとは断定できないが、阪神側にも疑念を招きかねない投球があった。

 19日には大山への死球をきっかけに警告試合となったものの、藤川監督は試合後、グラウンドを離れれば前向きに進めるのが野球の素晴らしさだと語っている。強い姿勢を示しながら、試合後には矛を収める。この振る舞いにも、藤川監督らしさが表れている。


◆掛布氏も苦言を呈した「前へ出る監督」の是非

 もっとも、指揮官が前へ出る姿勢には以前から慎重論もあった。3月の巨人戦で、巨人の新人左腕・山城京平が1イニングに2死球を与え、藤川監督がベンチを出た際、阪神OBの掛布雅之氏は「あれは、やめてほしかった」と苦言を呈した。

 掛布氏は選手を守ろうとする気持ちには理解を示しつつ、相手が制球に苦しむ新人だったことから、指揮官にはもう少し余裕を見せてほしかったという考えだったようだ。藤川監督の姿勢は一貫しているが、その見せ方を巡って評価が分かれる構図も開幕直後から変わっていない。

配信元: 日刊SPA!

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