SpaceXがナスダック指数入り、NISA勢は今どう動くのが良い?

2026年7月7日、上場直後のSpaceX社がナスダック指数に組み入れられました。続いて2026年10月の上場を目指すアンソロピック社と、当初の上場予定からは遅れながらも2027年に上場を控えるOpenAI社も組入れが噂されています。右肩上がりを続ける米株の投資信託に、高い期待値で相場に迎えられた企業が組み込まれる。実際に投資をしている人たちはこのニュースについて、どのように受け止めるべきなのでしょうか。特に「NISAで何となく投資をしている人たち」を軸に影響を考察します。

上場から1カ月前後の組入れは珍しい

史上最高値を更新し続けるナスダックは、常に「あらたな材料」を探しています。そんな中で、かねてから指数を牽引する存在が半導体・ハイテク株です。「これから10年の産業は、半導体を無くしては語れない」と言われるほど重要な素材であり、2020年代の米株の上昇は半導体を除いては語ることができません。特に近年、圧倒的な成長を続けている「生成AI領域」では、稼働の元となるデータセンターと、そのデータを記憶するメモリの両面において、関連各社が高い評価を受けてきました。

とはいえ、株式市場における各企業の評価は「期待値」で出来ています。投資家の期待は無尽蔵です。最近の決算では過去最高値の売上や利益を記録しているものの、時間外取引で下落するケースも多いことから、「半導体・ハイテク株もついに天井に差し掛かっているのでは」という懸念が論じられていました。

その中で2026年6月12日に上場を迎えたのがSpaceXです。短期的な視点では、上場直後のSpaceXにより牽引役を得たナスダックの上昇傾向が後押しされる可能性が高いです。一方で上場から1カ月前後でナスダックに組み入れられるのは珍しく、ファンドによる機械的な買いが入ることも考えられます。

「NISAでいいや」組はどのように考えるべきか

そこまで投資を深く考えていないし、勉強などにまとまった時間を充てるつもりもない。具体的にはアメリカ株の投資信託でオルカン(オールカントリー)やS&Pをつみたてで買っているという方は、このニュースをどのように考えると良いのでしょうか。

もともと「銘柄変更」がある

意外ですがその結論は、「注目する新規追加銘柄があったからと購入量の増加を考えたり、逆にポートフォリオにおけるシェア減少を迷ったりする必要はない」とするものです。そもそもSpaceX社をはじめとした各社新規銘柄は、綿密な予測の中で組入れのタイミングが決まっています。

またS&Pには四半期に1回、オルカンも年に4回(MSCIは2月・5月・8月・11月)のタイミングで銘柄変更があります。ポートフォリオはここで最新のリターンとリスクを想定して整備される流れであり、市場からのS&P・オルカンの期待値が持続されると考えて問題ないと思います。いわゆる「プロに任せてしまおう」というスタンスですね。

配信元: mymo

あなたにおすすめ