リターン・リスクの異なる投資先を
なんとなくNISAを買っている人たちはどうすればいいか。1つお勧めなのは、S&Pやオルカン以外のアプローチで話題の銘柄を買う方法です。
これらの銘柄は、S&Pとオルカンにしか組み入れられていない投資銘柄ではありません。数ある投資信託はもちろん、上場後は個別株で購入することもできます。どちらかというと広く・浅くの印象が強い両者の投資信託よりも、半導体に特化していたり、新興株に特化しているものがあります。これらを購入し、積み立てている投資信託のポートフォリオを組みます。そうすれば新興銘柄の株価が伸びる期待値を所有しつつ、比較的バランスを取るという両立が可能となるでしょう。
何から始めればいいのか
投資・資産運用の界隈は情報が溢れています。まずは全体像を見ることができる専門家を近くに置くことです。一部のSNSで喧伝されているような「オルカンとS&Pを買えば他に何もいらない」ではなく、トータルのリターンとリスクを踏まえてアドバイスできる人の存在が大切です。
証券会社による金融仲介資格の所有者でもいいし、最近流行りのマネースクールでもいいと思います。ただ、なかには具体的に「この個別株を買ったら(売ったら)いいですよ」と案内しているケースもあるようです。このように金融仲介資格と助言行為を逸脱したアドバイスは違法行為となるため、注意しましょう。当初敵役にしてしまいましたが、SNSで活動されている専門家でもいいと思います。SNSはあくまで手段のため、中にいる専門家の知識量と分析力の高さで決めていきましょう。
今回のSpaceX社などのナスダック追加は、展開の早いIT領域のスピード感をそのまま資産運用の世界に持ち込んだような早さを実感しました。オルカンやS&Pをはじめ、アメリカのインデックス領域は特に高騰しています。これからも今回のような、特効薬に期待した取り組みも仕掛けられていくことでしょう。その時に私たちはどう動くべきなのか。判断するための環境整備を日々進めていきたいところです。
※資産運用や投資に関する見解は、執筆者の個人的見解です。投資に関する最終決定は、お客様ご自身の判断でなさるようお願いいたします。