「ダイエットを成功させるには、味覚の感じ方をコントロールし、食欲を抑えることがカギ」という、歯科医師・宮本日出さん。著書『レモン水うがいダイエット』(あさ出版)から、自身も実践したという、簡単ダイエット法を紹介します。
うがいするだけで痩せる!レモン水うがいダイエットとは
はじめまして。歯科医師の宮本日出(みやもと・ひずる)です。私の身長は170cmで、体重は68.5kg。3か月で11.3kgの減量に成功し、ここ数年でベストな体重と体調になりました。

今一番困っているのは、これまで着ていた服が“痩せ過ぎて”着ることができなくなってしまったことです。
ハードな全身運動や筋肉トレーニング、ストイックな食事制限をしているわけではありません。毎日普通に食事をしながら、ときどきお酒もたしなむ、ごく普通の生活をしています。
そんな私が減量に成功した理由は、「レモン水うがい」で本来の味覚を取り戻したからです。
肥満の人は、濃い味のものや脂肪の多い食べ物を好む「デブ味覚」になっていると医学的にいわれています。デブ味覚になると、さらに濃い味のもの、脂肪の多い食べ物を好み、ますます太っていく……という負のループに入ります。
つまり、この「デブ味覚」をもとの健康的な味覚に戻せば、食生活そのものが変わり、体は自然と痩せていくのです。
本書で紹介する「レモン水うがいダイエット」は単に体重を落とすのが目的ではありません。痩せても不健康になってしまっては意味がないからです。
「レモン水うがいダイエット」は、乱れた食生活を健康的な食生活に変え、健康な体型に近づけていくことのできるダイエットです。
食前にうがいをするだけなので、これまでハードな運動のダイエットや、食事制限ダイエットで挫折してきた人でも大丈夫です。「レモン水うがい」を行いながら食事を思う存分楽しみ、自然と健康的な体型に近づけていきましょう!
たった10日間で食事がこんなに変わる!
私が「レモン水うがい」を本格的に始めたのは、2020年冬頃のこと。コロナ禍の外出自粛期間中に太ってしまった患者さんから「口腔の仕組みを利用したダイエット法はないですかね」と言われたのがきっかけです。
さまざまな論文を読み込み、試行錯誤の末にたどり着いたのが、レモンの苦味で健康的な味覚を取り戻す「レモン水うがいダイエット」なのです。
私はもともお酒を飲むことと食べることが大好き。毎晩、麻婆豆腐や焼きそばなど、こってりしたものを含む4〜5種類の酒の肴(さかな)を作って完食していました。
ところが、「レモン水うがい」を始めてからというもの、食の好みが変わり、こってりした食べ物よりも、だしの味や旨味(うまみ)を感じる食べ物を好むようになり、料理も薄味のものをほんのちょっと食べるだけで満足できるようになりました。

79.8kgあった体重も1週間で2.4㎏減って、その後もじわじわと減り続け、なんと3か月で11.3kgも減りました。こうした実体験から、痩せたいと思っている知人にレモン水うがいダイエットを紹介して、成果を報告してもらうことにしました。
すると、ほとんどの人がレモン水うがいダイエットを始めて1〜2日目で食欲が抑制されるのを感じ始め、3日目くらいからは、「体が軽くなった」や「洋服がゆるくなった」と感じる人が続出し始めました。
普段食べていた量の食事が食べられなくなったというのです。
食べ物の好みも「濃い味→薄い味」「脂っこいもの→あっさりしたもの」と変化することがわかりました。こうした多くの人の体験から、「レモン水うがい」の効果を確信しました。

