年齢とともに上がる「血糖値」に要注意!10年後に差が出る「ゆる血糖コントロール」の始め方

年齢とともに上がる「血糖値」に要注意!10年後に差が出る「ゆる血糖コントロール」の始め方

女性ホルモンの低下に伴って上がりやすくなる血糖値。血糖値がちょっと高めの今から予防に取り組めば、10年後がきっと変わります。無理せず「ゆる血糖コントロール」を実践するコツを専門医に聞きました。

教えてくれた人:綿田裕孝(わただ・ひろたか)さん

教えてくれた人:綿田裕孝(わただ・ひろたか)さん

順天堂大学医学部附属順天堂医院糖尿病・内分泌内科教授。1990年、大阪大学医学部卒業。米国カリフォルニア大学サンフランシスコ校研究員などを経て、2010年から現職。専門は糖尿病、内分泌学など。糖尿病専門医・指導医。

無理なく実践!「ゆる血糖コントロール」3つのポイント

無理なく実践!「ゆる血糖コントロール」3つのポイント

ポイント1:1年に1回は健康診断を!自分の血糖値を知っておく

1つ目は、少なくとも年に1回は健康診断を受けて血糖値の状態を知っておくこと。チェックするのは“空腹時血糖値”と、過去1~2か月間の血糖値を反映する“ヘモグロビンエーワンシー(HbA1c)”です。

「これらが基準範囲を超えたら早めに生活改善を。軽い段階で始めれば効果も出やすいです」と綿田さん。

【健康診断はどの数値を見ればいい?】

ポイント1:1年に1回は健康診断を!自分の血糖値を知っておく
出典:日本人間ドック・予防医療学会

 空腹時血糖値(mg/dL)
●     基準範囲:99以下
●     要注意:100~125
●     異常:126以上

HbA1c (%)
●     基準範囲:5.5以下
●     要注意:5.6~6.4
●     異常:6.5以上

空腹時血糖値とHbA1c(赤血球のヘモグロビンと血液中のブドウ糖が結合したもの)が「異常」を超えると、糖尿病と診断される。「要注意」に入ったら、早く生活を見直すことが大切。

ポイント2:「食べない、動かない」より「しっかり食べて、よく動く」

2つ目は食事。糖尿病対策というと、甘いものはダメ、食べる量も減らさなければと思いがちですが、あまり厳しいと実践するのが難しくなります。

「血糖値が少し高めの段階なら、いくつか注意点を守るようにするだけで十分。『食べない、だから動かない』になるのではなく、『しっかり食べて、よく動く』ことこそが重要です」(綿田さん)

ポイント3:楽しみながら続ける

3つ目は、楽しみながら続けること。年齢とともにリスクが上がる糖尿病は、生涯にわたる予防が必要。

「つらいと長続きしないので、体を動かす趣味を作るなど楽しみながらできる血糖値ケアを習慣化してください。糖尿病だけでなく、加齢によって心身が衰えるフレイルの予防にもつながります。今から始めれば10年後が確実に変わります」と綿田さん。

配信元: HALMEK up

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