年齢とともに上がる「血糖値」に要注意!10年後に差が出る「ゆる血糖コントロール」の始め方

年齢とともに上がる「血糖値」に要注意!10年後に差が出る「ゆる血糖コントロール」の始め方

糖尿病についてもっと知るために!「糖尿病Q&A」

知っているようであまり知らない糖尿病。ともすると誤解しがちな点や、疑問を綿田先生にお答えいただきました。

Q.痩せていれば糖尿病にはなりにくい?

【A】実は痩せ過ぎの女性は高血糖になりやすい

肥満は糖尿病のリスクになりますが、一方で痩せ過ぎの女性(BMI18.5未満※)も高血糖になりやすいことがわかっています。綿田さんらの研究によると、痩せている閉経後の女性では食後に高血糖になりやすい耐糖能異常の人が37%いました。同年代女性では17%程度とされていますから、それを上回る割合です。
※BMIは体重[kg]÷身長[m]÷身長[m]で算出

「糖を取り込む筋肉量が少ないことが一因と考えられます。筋肉量の低下は将来のフレイルにもつながりますから、今のうちからしっかりたんぱく質をとり、運動をして筋肉を維持し、痩せ過ぎないよう気を付けてください」(綿田さん)

Q.健康診断で血糖値が高めでした。すぐに病院に行くべき?

【A】まずは生活改善に取り組みましょう

「基準範囲より多少高めの段階なら、まずは生活改善に取り組んで様子を見るといいでしょう。自治体の特定健診では、保健師や栄養士による食事や運動の保健指導がありますから、ぜひ受けるようにしてください」と綿田さん。

Q.薬は飲み始めたら、一生飲み続けないといけないの?

【A】病状が改善すれば薬が不要になることも

糖尿病と診断されると生活改善に加え、薬による治療も必要になることがあります。

「近年は効果的な薬が増え、以前より糖尿病をコントロールしやすくなりました。病気が改善して薬がいらなくなることもあります」(綿田さん)

次回は、厳しくない、長続きする「ゆる血糖コントロール」12の方法を紹介します。

取材・文=佐田節子、イラストレーション=古谷充子、構成=大矢詠美(ハルメク編集部)

※この記事は、雑誌「ハルメク」2024年12月号を再編集しています
※HALMEK upの人気記事を再編集したものです


 

配信元: HALMEK up

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