◆毒社員の対処法

「弁当屋のバイトでは、チーフとパートの女性がバチバチで。チーフが売れ残りの唐揚げを冷凍して翌日に売るやり方に、よくパートの女性が激怒していた。ただ、チーフにすれば経営を考えてのこと。双方に正義があるから、同調を求められても『ムカつきますよね』などと肯定してはダメ。『気持ち、わかります』と、ノッてあげつつどちらの陣営にも参加しないようにしていたのが正解でした」
新人ばかりイビる一癖も二癖もある“毒持ち”の先輩はどこにでもいるものだ。上下関係に厳しい芸事の世界なら、その攻略の難易度はさらに跳ね上がるだろう。
「でも私は、やさぐれキャラをやってからは、先輩の楽屋に挨拶に行くだけで『礼儀正しい』『いいコじゃん』と言われる(笑)。普通のことなのに、悪そうなヤンキーが電車でお年寄りに席を譲ったら褒められるのと一緒で、評価のハードルが下がると、内側に入りやすくなるんです」
正しい対処法を知れば、毒社員に神経をすり減らすこともなくなるのだ。
◆毒社員を味方につける3か条
①同族意識を芽生えさせる②リアクションは大げさに
③評価の基準を下げる
【芸人 納言・薄幸氏】
「三茶の女は返事が小せえな」など、街ディスネタが人気。著書に『納言・幸の今夜もやけに旨いレシピ』(辰巳出版)など
※2026年8月4日号より
取材・文/週刊SPA!編集部
―[[隣の(毒)社員]撃退マニュアル]―

