なぜ昔の「青春18きっぷ」は「使いやすかった」のか 使い方が激変、きっぷの性格まで変わる

金券ショップでのバラ売り対策や自動改札機の普及

5枚一綴りだと、余った分を金券ショップに売る人が出てくる。金券ショップが仕入れて、バラ売りをすることも起きた。その対策のために、1枚券で5日分の日付を入れるようにした。ところが、それでも2日から3日使用した券を売る人が出てくる。

あわせて、自動改札機の普及が進み、地方でも多くの駅に導入されて、改札の係員が減った。係員のいない改札も、いまではよく見かける。

昔の「青春18きっぷ」は使いやすかった......。そう懐かしむと同時に、いまの時代に合ったかたちにするにはどうすればいいかを考える必要もあるだろう。きっぷのありようが変わってしまったのは、やはり残念だ。

(小林拓矢)


【プロフィール】
こばやし・たくや/1979年山梨県甲府市生まれ。鉄道などを中心にフリーライターとして執筆活動を行っている。著書『京急 最新の凄い話』(KAWADE夢文庫)、『関東の私鉄沿線格差』(KAWADE夢新書)、『JR中央本線 知らなかった凄い話』(KAWADE夢文庫)。

配信元: J-CASTニュース

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