【タイプ別チェック】あなたの「不足」はどれ?今日からできる体質別・整え方

次に、心気、心陽、心血のそれぞれが不足した場合に起こりやすい不調をチェックリストに挙げています。該当する項目がある場合は、それぞれの生活養生とおすすめの食材をとり入れて、発汗機能を整えていきましょう。
◉心気が不足しているタイプ
☑動悸や息切れが起こりやすい
☑少し動いただけでダラダラと汗が止まらなくなる
☑強い倦怠感が起こる
長期間にわたって過労が続いたり十分な休息をとらない生活が続くと、心気が不足しやすくなります。また「汗は心の液」であり、汗をかくと心気も漏れ出てしまうため、日頃から必要以上に汗をかきすぎていたりホットフラッシュで大量の汗をかくことが多い人も、心気が不足しやすい傾向があります。
心気を補うためには、なによりも十分な休息をとることが大切。日々の仕事や家事を頑張り過ぎず、細かく作業を区切って5分程度の休憩をこまめに入れるようにしましょう。激しい運動やサウナなどで意図的に大量の汗をかくことは控えて。食事から心気を補うには、ながいもやなつめをよくとることがおすすめです。
◉心陽が不足しているタイプ
☑手足が冷たい
☑胸や背中が冷えやすい
☑胸が苦しくなったり痛くなったりしやすい
前述の心気不足が進行すると、心陽不足にもなりやすくなります。また、日常的に冷たい飲食物をとり過ぎていたり、エアコンの効き過ぎた部屋で長時間過ごす生活を送っていたりすると、心陽が不足しやすくなります。
心陽を補うには、涼しい朝のうちに日光を背中に5分ほど浴びるといいでしょう。また、就寝時に腹巻を着用するのも効果的。通気性のいいシルクやコットン素材の夏用腹巻を活用して、心陽の不足を防ぎましょう。
食事から心陽を補う場合は、ピーマンやにらなどを積極的にとってください。
◉心血が不足しているタイプ
☑めまいがよく起こる
☑もの忘れが多い
☑眠りが浅い、もしくは夢をよく見る
胃腸が弱くなって食事から栄養を吸収する力が低下すると、心血が不足しやすくなります。また、睡眠不足や夜型生活も心血不足の原因となるほか、精神的疲労や視覚の酷使などは心血の消耗につながります。心血を増やすには胃腸に負担をかけないように食べ過ぎに注意し、早寝を心がけることが大切です。そしてデジタルデトックスをして視覚を休ませると、心血の消耗を防ぐことができます。
食事から心血を補う場合は、にんじん、ハツ、たまご、なつめなどがおすすめです。
熱中症対策というと「体を冷やすこと」に意識が向きがちですが、発汗機能を整えて体内の熱をしっかりと逃がすためには心をいたわることも重要。厳しい残暑に負けないように、心の力を補う養生を今日からとり入れてみてください。
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