「行き過ぎた正義感」で人権軽視や傲慢に? 東京地検・松下新検事正「本当に改めなければ」

初の女性トップ就任には「一定の意味」、「『中身』で評価されるようになる」

松下氏は1968年、東京都生まれ、93年に検事任官。東京地検特捜部副部長や法務省刑事局の国際課長、刑事課長、総務課長などを歴任した。法務省人権擁護局長、刑事局長、最高検刑事部長、横浜地検検事正を経て、8月に東京地検検事正に就いた。

刑事局長時代には、性犯罪の構成要件を明確にする刑法改正や、盗撮を処罰する新法の整備に携わった。女性初の東京地検トップ就任については、検察官の仕事に男女の別は本来あまり関係なく、すでに検事総長も東京高検検事長も女性が就任したことがあるため、このタイミングでの就任は「時代の流れなのかな」。男性しか就いてこなかったポストに女性が就くことには「一定の意味がある」と説明した。「その後は男性でも女性でも気にせず当たり前になって、その人がポストとしてどうなのかという『中身』で評価されるようになる」と語った。

検察の記者会見では、原則として撮影や録音は認められていない。就任会見は例外で、冒頭のあいさつ部分のみ撮影・録音が認められた。約27分にわたって行われた会見のうち、松下氏は演台に立って2分ほどあいさつ。その後、カメラマンが退出して演台が撤去され、松下氏は代わりに運び込まれた長机の後ろに座って記者の質問に答えた。

(J-CASTニュース編集委員 兼 副編集長 工藤博司)

配信元: J-CASTニュース

あなたにおすすめ