
今回ご紹介するのは、過去に大きな反響を呼んだ実録エピソードから、「BBQ禁止」の看板を無視して浜辺で騒いだ外国人観光客グループの話。注意されても「No problem!」と笑っていた彼らを待っていた、思わぬ結末とは——。
記事の後半では、なぜ海岸でのBBQが禁止されているのか、その背景にある事情もあわせて振り返ります。
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◆「BBQ禁止」の看板を無視する外国人観光客の集団

夕暮れ時、黒渕いさおさん(仮名)は、愛犬との散歩コースをいつもと変えて、海岸沿いの浜辺まで足を伸ばした。夕日が美しく、平日の夕方ということもあって、静かにのんびりと散歩を楽しんでいた。しかし、思わぬ騒動に巻き込まれることに……。
浜辺を歩いていると、騒がしい声が聞こえてきた。何があったのかと思って少し近づくと、金髪で背の高い男性を中心に、5〜6人の外国人観光客のグループが堂々と浜辺の真ん中でBBQを楽しんでいる姿があった。
「そこは地域の人には景色が綺麗なことで有名な散歩スポットで、『BBQ禁止』『火気厳禁』の立て看板がしっかりと設置されている場所なんです。彼らはポータブルグリルを持ち込んで肉を焼きながら、スピーカーから大音量で音楽をガンガン流している状況で、まるでビーチフェスかプライベートパーティのような騒ぎっぷりでした」
◆注意しても「No problem!」

職員が「困ります。ルールですから」と食い下がると、今度は別の外国人女性が「Why?」と大声で反論。口論はヒートアップし、金髪男性も立ち上がって身振り手振りを交えながら何かを主張し始めた。
黒渕さんが「うわ〜、迷惑な外国人だなぁ〜」と思った矢先、予想外の事態が起きた。
金髪男性の腕がグリルに当たり、「ガコン!」という大きな音とともに砂の上に倒れた。炭と火の粉が砂浜に散らばり、一瞬で辺りは騒然となった。
「近くにいた家族連れのお母さんが『危ない!』と子どもを抱き上げて逃げる姿を見て、私も慌てて愛犬を抱えて少し離れました」

