同窓会で受けた刺激。「50代はまだまだ新しいことに挑戦できる」

自身の環境をシンプルに整えたことで、いままさに「よりチャレンジがしやすい状態になった」と西島さんは目を輝かせます。
「僕のまわりにいる先輩方は、本当にエネルギッシュで。見たこともない新しい世界や作品を求め続けている方ばかりなんです。そんな姿を見ていると、自分も守りに入るのではなく、まだ誰も踏み込んだことのない場所や作品にどんどん挑戦していきたいと思います」
ちなみに、多忙な日々の合間を縫って映画館にも足を運び、映画への愛は変わらないまま。リフレッシュ法を尋ねると「運動のほかに、甘いものを食べることも好きです」と照れくさそうに笑うお茶目な一面も見せてくれました。
最後に、同世代である『大人のおしゃれ手帖』読者へ、メッセージをいただきました。
「実は最近、小学校時代の塾や中高の同窓会が立て続けにありました。久しぶりに同世代の仲間と会ったのですが、50代半ばになってもみんなやりたいことがあり、エネルギッシュに活動していて。とても勇気をもらいました。みなさんも、ぜひ健康に留意しながら、自分のやりたいことや、まわりに貢献できるようなことを探しつつ、お互いに充実した時間を過ごしていきましょう」
俳優として探求を続けながらも、しなやかに、そして軽やかに年齢を重ねる西島さん。その飾らない言葉と前を向く姿は、これから先を心豊かに生きたいと願う私たちに、温かく力強い勇気を与えてくれます。
PROFILE
西島秀俊(にしじま・ひでとし)
1971年3月29日生まれ。東京都出身。94年『居酒屋ゆうれい』で映画初出演。その後も数多くの映画・テレビドラマ・配信作品に出演し、実力派俳優として活躍中。最近のおもな出演作品に、映画『Dear Stranger/ディア・ストレンジャー』『スオミの話をしよう』『首』『グッバイ・クルエル・ワールド』『シン・ウルトラマン』『劇場版 きのう何食べた?』『ドライブ・マイ・カー』、テレビドラマ『さよならマエストロ~父と私のアパッシオナート』『きのう何食べた?season2』『警視庁アウトサイダー』、配信ドラマ『人間標本』『Sunny』『仮面ライダーBLACK SUN』。
西島秀俊さん主演
映画『時には懺悔を』
探偵・米本の刺殺事件を調べる一匹狼の探偵・佐竹(西島秀俊)と助手の聡子(満島ひかり)。調査の過程でふたりは、9年前の新生児誘拐事件と、重い障がいのある9歳の少年・新の存在にたどり着く。過去の過ちや孤独を抱え、絶望のなかで生きてきた大人たち。「生きているのが奇跡」と言われる小さな命との出会いが、凍りついていた彼らの心を激しく揺さぶり、再び生き直すための希望の光となって包み込んでいく。人間の業を独自の視点で描いてきた中島哲也監督が、原作と出会ってから20年、ついに映画化。
監督:中島哲也 『下妻物語』 『嫌われ松子の一生』 『パコと魔法の絵本』 『告白』 『渇き。』 『来る』
出演:西島秀俊 満島ひかり 黒木華 宮藤官九郎 / 柴咲コウ / 佐藤二朗 役所広司
原作:打海文三『時には懺悔を』(角川文庫/KADOKAWA)
脚本:中島哲也 門間宣裕
配給:ソニー・ピクチャーズ エンタテインメント
8月28日(金)全国公開
©2026 映画「時には懺悔を」製作委員会
撮影/天日恵美子 スタイリング/オクトシヒロ ヘアメイク/亀田 雅 取材・文/みよしみか

