共産党支持率「野党トップ」は必然だった? 田村智子委員長「ちょっとびっくり」も...「手応えあった」

共産党の田村智子委員長が、NHKの世論調査で共産党の政党支持率が野党各党の中でトップになったことについて、「ちょっとびっくりしましたね」と喜びをにじませた。

共産党の田村智子委員長(2024年3月撮影)

高市早苗政権と「正面から対決」してきたことへの評価が広がったとして、「特別国会の特に最終盤で、ぐっと増えていったなという手応えがあった」と分析した。中道改革連合、公明党、立憲民主党の合流協議が難航する中で、相対的に共産党の存在感が増している面もありそうだ。

世論調査の数字に「波は色々ある」が「根拠がない数字ではない」

発言があったのは、2026年8月22日に「田村智子 日本共産党委員長vs高校生 私たちの未来はどうなる?【各党代表者インタビュー】」と題して配信されたニコニコ動画の番組。N/S高 政治部の高校生が田村氏に、外交や安全保障、選挙制度などについて質問した。

番組では、NHKが10日に公表した8月の世論調査が話題になった。

政党別の支持率は、自民党が35.0%でトップ。共産党は3.4%で、国民民主党、立憲民主党、参政党の各2.8%、日本維新の会の2.6%などを上回った。与野党を通じて自民党に次ぐ2番手、野党ではトップだった。一方、「特になし」は39.0%に上った。

この「野党第1位」の結果に感想を求められた田村氏は、

「ちょっとびっくりしましたね」

と笑顔を見せ、

「まあ、世論調査ですからね......波は色々あるんですけど、ただ、これは根拠がない数字ではないなと思っています」

と続けた。

新たに支持する人が「特別国会の特に最終盤で、ぐっと増えていった」

支持率上昇の背景について、田村氏は、高市政権の消費税減税、円安、防衛政策、国旗損壊処罰罪などに対する取り組みを列挙。その上で、共産党について、

「やっぱり高市政権と正面から対決して、論戦をやっているじゃない、と。天皇の制度のことも、こんなに日本共産党は真剣に考えているんだという驚きを持って、共産党を新たに評価していただく方が、この間、特別国会の特に最終盤で、ぐっと増えていったなというのは手応えがありましたからね。そこに必然性があったのかなあと......」

と振り返った。

一方で、年代別や無党派層の動向など、データ分析の取り組みを問われると、世論調査は「そこまで私たちは重視していないんですよ。だって本当に、波のあることだから」としつつ、「ただ、そういう(支持率上昇の)根拠はありますよね」とも。その内容を、

「私たちが今の全体の政党状況の中で、やっぱり高市政権と正面から立ち向かう政権(編注:「政党」の言い間違いだとみられる)なんだということ。戦争する国にしてほしくないと思っている人たちの期待と、それだけではなく、天皇の制度も含めて筋の通ったことを主張しているという点......そういう中身ですよね」

と説明した。

その上で、

「若い方の支持が増えたということは、注目しているところではありますね」

と話した。

共産党の全体の支持率は、7月の1.5%から8月は3.4%へと1.9ポイント上昇した。年代別では、18~39歳の支持率は7月には数値の表示がなかったが、8月は4.0%に上昇している。

配信元: J-CASTニュース

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