【50代からのスマホ料金節約術】見直すべき3つの数字と、“利用シーン別”節約方法をプロが解説

【50代からのスマホ料金節約術】見直すべき3つの数字と、“利用シーン別”節約方法をプロが解説

毎月自動で口座やカードから引き落とされるスマホ料金。「ちょっと高い気がするけれど、手続きが難しそう」と後回しにしていませんか?
実は、スマホ代の見直しは一度設定を変えてしまえば、その後はずっと節約効果が続く“コストパフォーマンス最高”の固定費整理です。今回はITジャーナリストの富塚大海さんに、50代が無理なくスマホ料金を最適化する手順とコツを分かりやすく教えていただきました。

教えてくれたのは……
ITジャーナリスト
富塚 大海さん

通信系ITベンチャーの株式会社FREEDiVEに新卒入社後、国内向けモバイルWi-Fiレンタル事業の立ち上げを経験。その後、海外・国内eSIM事業の立ち上げを連続的に担当し、通信インフラ分野における事業開発・商品設計・ユーザー導線設計に従事。現在は、スマートフォン、Wi-Fi、eSIM、パソコン、アプリ活用などを中心に、生活者目線でのIT活用術や通信費最適化に関する情報発信を行う。

まずは「今、いくら払っているか」を確認する

見直しの第一歩は、比較サイトを見ることではなく、自分の現状を知ること。
まず、確認したい数字は3つ、毎月の請求額、毎月使っているデータ通信量(いわゆる「ギガ」)、そして通話に使っている時間です。
確認方法は、契約している通信会社のマイページか専用アプリが最も簡単です。「My docomo」「My au」「My SoftBank」「my 楽天モバイル」といったアプリを開き、「ご利用料金」「データ利用量」という項目を確認すれば、金額と使用量が表示されます。アプリがない場合は、各社のホームページからも確認OK。
このとき、直近の1か月ではなく、3か月分チェックするようにしましょう。月によって使う量は変わるため、平均的な使い方が見えてきます。パスワードが分からない場合は、近くのショップや電話で問い合わせをしてみてください。

【参考データ】 
調査会社のMM総研が2026年8月6日に公表した調査では、スマートフォンの月額料金は平均4,198円でした。月に使うデータ通信量は平均13.94ギガバイトですが、中央値は4ギガバイトで、利用者の54.2パーセントは月4ギガバイト以下しか使っていません。50代の平均は12.71ギガバイトです。平均値の印象だけで大容量のプランを選んでいると、使っていないデータ使用量に余分な支払いをしている可能性があります。

スマートフォンの使用タイプ別の節約法

続いては、スマートフォンの使用タイプ別の節約法をご紹介! どのタイプに近いかを確認してみてください。

自宅のWi-Fiが中心で、外ではあまり使わない人

自宅にインターネット回線があり、外出先では連絡や地図の確認程度という方は、少ないデータ量のプランで十分です。たとえばNTTドコモの「ドコモ mini」(4ギガバイト)は月2,750円で、ご自宅のインターネット回線とまとめるなどの割引を適用すると月880円になります。ワイモバイルの「シンプル3 S」(5ギガバイト)は月3,278円で、こちらも割引適用で月858円からです。楽天モバイルは月3ギガバイトまでであれば1,078円です。
現在の請求額によっては、年間で数万円の差が生まれます。あわせて、自宅でスマートフォンがきちんとWi-Fiにつながっているかも要チェック。設定が外れていると、気づかないうちにデータを使ってしまう可能性があります。
「少ないプランだと足りなくなりそうな月が心配……」という方は、必要な月だけデータを買い足すという方法も。auの「povo2.0」なら30日間で3ギガバイトを990円から追加できます。カードの差し替えが不要な「eSIM(イーシム)」対応の機種であれば、今の番号はそのままに、データ専用の回線をもう1つ持てます。

通話が多い人

国内の通話料は、多くの会社で30秒あたり22円、つまり1分で約44円です。月に30分話すと約1,320円、1時間なら約2,640円かかります。一方、5分以内の通話が何度でも無料になるオプションは月880円、時間を気にせず話せるオプションは月1,100円から1,980円程度です。
上記の通話時間と見比べて、オプションを付けるか外すかを判断すると節約につながるかも。ちなみに、NTTドコモの「ahamo」は30ギガバイトと5分以内の通話込みで月2,970円です。

動画や写真をよく楽しむ人

外出先でもよく動画を観る人、写真や動画を送る機会が多い人は、無理に少ないプランへ変えるとかえって不便です。この場合は、ご自宅のインターネット回線を同じ会社にまとめる「セット割」の見直しが効果的です。

家族それぞれ別の会社を使っている人

家族割は、同じ会社でまとめることで一人あたりの料金が下がる仕組みです。子どもの独立などで人数が減り、割引が外れていることもあるため、今一度請求内容を確認してみることをおすすめします。

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