――福田さんにとって、ご主人の中田さんはどのような存在ですか?
「社長」ですね。我が家全体の方針だとか、家族の在り方だとか、そういう大きなことを決めるのは全部主人だと私は考えているので、そこは尊重したい。そして、自分は「副社長」。「社員」と違って、相当の発言権もありますし(笑)。
――しかも、“社長”は育児にも積極的だそうですね?
はい。(育児に対する)姿勢は素晴らしいですね。ただ、原則として子育てと家事は私の担当ですから、そこに彼の神経をあまり使わせたくはないんです。
やはり、主人は頭のなかの99%くらいが“仕事”なので、「あまり期待しすぎない」よう心がけています。「サブのサブ」くらいの感覚でかまわない。それだけでも十分私は助かるわけですから。
――多くのママさん同様、お互いが忙しいなかで夫婦関係を円満にする秘けつって?
なるべく二人だけでコミュニケーションを取る時間を作ることかな? たとえば、我が家の場合、(主人が家にいるときは)寝かしつけが終わってからが“晩酌タイム”。
二人ともお酒は好きなので。缶ビール一本と日本酒やワインを二人で適量に…(笑)。そこからはママとしての私ではなく、妻としての私として、二人でゆっくりと話したり…。
「どっか旅行でも行こうか?」だとか「4月は桜を観に行ったから、次はあじさいを観に行きたいね」だとか…。そういうたわいもない会話を楽しんでいます。
時間的には、だいたい夜8時くらいに娘が寝てくれて、その後1時間ほどで雑用を済ませてから0時くらいまで…が通常です。
――意外と早い時間にお開きしちゃうんですね?
そうなんです(笑)。でも、子どもが朝6時か7時には起きてしまうので、それに合わせなきゃいけないし…。主人も夜遅くに帰ってきたら子どもはもう寝ちゃってて…、子どもと遊ぶ時間が早朝しか取れないので、最近は朝方の生活に変えてくれたんですよ。
――晩酌タイム以外に二人きりになる機会は?
ウチは仕事柄、二人きりになれる機会は普通のご家庭よりも多いと思うんです。そういうときは子どもを保育園に預け、奮発してちょっと高級なランチに行ったりしています。
――話題は、やはりお子さんのことが中心なんですか?
いや、子どもの話はあんまりしないかも…。どちらかと言えば世間話がメイン。ワイドショーを観た感想だとか…そういう同世代的な話題がストレス発散になるんですよ。
いつも子どもと話をしていると、不思議なことに精神年齢が私も子どもになっちゃって…(笑)。なので、“大人”の主人と話すことによって、そのギャップを戻す感覚ですね。
【後記】
我が家における“妻としての在り方”を動画でも熱く語ってくれた福田さん。家族円満のヒントが満載なので、こちらも必見です!
(インタビュー・文/ヤマダカツヤ)
(インタビュー・文/ヤマダカツヤ)
プロフィール
福田 萌(ふくだ もえ)
1985年岩手県生まれ。タレント。2012年にお笑いコンビ『オリエンタルラジオ』の中田敦彦と結婚。翌年、第一子となる女児を出産。現在はテレビ、雑誌などを中心に幅広く活躍中。
1985年岩手県生まれ。タレント。2012年にお笑いコンビ『オリエンタルラジオ』の中田敦彦と結婚。翌年、第一子となる女児を出産。現在はテレビ、雑誌などを中心に幅広く活躍中。