●夢中な姿を狙おう
撮った写真を眺めてみて、どれも子どもの顔を正面からとらえた写真ばかりになっていて、少し物足りない。子どもが見せてくれる、さまざまな表情を撮りたい。そんなときのポイントを、きょん♪さんにお話ししていただきました。
「『こっちむいて』と言って撮影しようとすると、いつも表情が同じになってしまって、面白くないですよね。『こっちむいて』を言わずに、いつもどおりの子どもを撮ることで、そのときの表情や動作の様子まで写真に残ります」
ごはんを食べているときや、遊んでいるとき、歯磨きや着替え中など、夢中になっている姿を狙って撮影するとよいそう。
【上・食べる/下・飲む】
【上・着替え/下・遊び】
【上・おままごと/下・お絵かき】
きょん♪さんが子どものしぐさや遊んでいる姿を撮影するとき、いつも目線を子どもと同じ高さに合わせていました。そうすると、夢中になっている子どもの表情を、しっかり写すことができます。
●パーツのアップで印象的な写真に
さらに、体のパーツをアップにすると、印象的な写真が撮れるのだそう。
「手足や目、口元といったパーツをアップで写す、大人のパーツを一緒に写すのもオススメです。オシャレにもなるし、小ささを印象的に出すことができるので、記念・記録的な写真にもなりますよ」
顔が写っていなくても、パーツの写真には子どもの可愛さがぎゅっと凝縮されています。
【上・手のアップ/中・おしりのアップ】
【ママの手と子どもの手の対比】
大人の手を一緒に写すことで、子どもの手足の小ささがわかりやすくなります。
●素敵なフォトブックの作り方
今回紹介していただいた、パーツをアップで撮った写真は、フォトブックで使うと、とってもオシャレになります。また、パーツだけでなく、いつも使っているものの写真も、子どもの成長がわかる、素敵なショットに。
【上・お洋服/下・おもちゃ】
また、子どもの靴と、ママ・パパの靴を並べて撮るのもオススメとのこと。
普段はなかなか撮ることのない、いつも使っているアイテムだけの写真も、素敵ですよね。しかも、子どもが寝ている間や、いないときにも撮影できるので、いつでも気軽に撮ることができます。ぜひ、挑戦してみてくださいね。
(文・大熊マナミ)
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