離婚のために別居するメリット・デメリットと注意点を弁護士が解説

離婚のために別居するメリット・デメリットと注意点を弁護士が解説

7、別居から離婚をやめて関係を修復する方法

別居してもなかなか離婚が認められない場合は、夫婦関係の修復を検討してみるのもひとつの道ではないでしょうか。

法律上も、長期間の別居期間がなければ離婚が認められないのは、それまでは夫婦関係の修復が不可能とはいえない、と考えられているからです。

また、別居して冷却期間を置いた結果、やり直したいと思うケースもあるでしょう。

別居状態から夫婦関係を修復する場合、いきなり同居に戻ることは、摩擦が生じる可能性が高いためおすすめできません。

まずは、定期的にパートナーと会うことから始めるとよいでしょう。

子どもの誕生日や、学校の行事などの機会に親子がそろって過ごす時間を設ければ、スムーズな修復につながるのではないでしょうか。

別居しながら夫婦関係を修復するためには、「別居婚」について解説したこちらの記事が参考になるかもしれません。

ご興味があれば、ぜひご覧ください。

まとめ

夫婦仲が悪くなれば別居して離婚、という流れがスムーズに進むケースもありますが、長年にわたって夫婦間の争いが続くケースもあります。

別居を開始する際や、別居中にもさまざまな点に注意が必要です。

さらにいえば、離婚を成立させるために必ずしも別居が必要なわけでもありません。

離婚や別居の問題でお困りの時は、弁護士に相談してみることをおすすめします。

離婚問題に詳しい弁護士が、あなたの状況に応じて最善の解決方法を一緒に考えてくれることでしょう。

弁護士の力を借りて、あなたの希望を実現させましょう。

監修者:萩原 達也弁護士

ベリーベスト法律事務所、代表弁護士の萩原 達也です。
国内最大級の拠点数を誇り、クオリティーの高いリーガルサービスを、日本全国津々浦々にて提供することをモットーにしています。
また、中国、ミャンマーをはじめとする海外拠点、世界各国の有力な専門家とのネットワークを生かしてボーダレスに問題解決を行うことができることも当事務所の大きな特徴です。

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