【2022年最新】土用の丑の日とはいつ?ウナギを食べる習慣は平賀源内が発案!?

【2022年最新】土用の丑の日とはいつ?ウナギを食べる習慣は平賀源内が発案!?

土用丑の日に夏の印象が強いのはなぜ?

これまで説明した通り、「土用」は春夏秋冬どの時期にも存在します。

ですが、土用丑の日というと夏のイメージが強いですよね。
これはなぜかと言うと、春夏秋冬の土用の中でも夏の土用が最も体調を崩しやすいと考えられていたため。

大暑(夏の土用)の頃は、暑さで人の精気が奪われると同時に菌も繁殖しやすく、疫病も流行りやすい時期。

また、暑いがゆえに水の事故も多く、人の命が危なくなることが多いため、夏が特に危険視されたというわけです。

土用丑の日にウナギを食べる理由とは?

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土用丑の日にはウナギを食べる習慣がありますね。

これは江戸時代の科学者であった「平賀源内(ひらがげんない)」という人物のエピソードに由来します。
平賀源内は当時「電気ウナギ」に関する実験をしており、ウナギ店の店主とも親しくしていました。

この頃、脂があまりのっていない「夏のウナギ」はおいしくないと言われおり、ウナギが売れずウナギ店が困っていたといいます。

そこで、何とか夏にもウナギを売るべく、平賀源内が「ウナギは滋養強壮に良いので夏にぴったりである」といった内容の看板をウナギ店の店頭に出したところ、大ヒット。
夏にウナギが売れるようになりました。

これが現代にも受け継がれているため、体調を崩しやすい夏の土用丑の日にウナギを食べるのです。
つまり、土用丑の日にウナギを食べる習慣は、平賀源内が仕掛けたマーケティング効果によるものだったのですね。

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