【2022年最新】土用の丑の日とはいつ?ウナギを食べる習慣は平賀源内が発案!?

【2022年最新】土用の丑の日とはいつ?ウナギを食べる習慣は平賀源内が発案!?

ウナギ以外に食べる物とは【土用丑の日】

土用丑の日には、ウナギの他に「黒いものを食べると良い」や「『ウ』がつく食べ物を食べると良い」と言われています。

「ウ」がつく食べ物といえば、うどんや梅干し、瓜など。
特に瓜は水分が多く身体を冷やす効果もあると言われるため、キュウリやスイカなどはこの時期に食べておきたい食材だと考えられています。

また、夏の土用は梅雨が明け、晴れ間が出てくる時期。
「土用干し」といって、書物や衣服などを干して風通しする風習もありました。

この土用干しの時期は、おいしい梅干しを作るのにもぴったり。
梅干しは梅雨の時期に梅を漬け込みますが、その漬け込んだ梅を夏の土用に干す「梅の土用干し」をして完成すると良いと言われます。

ちなみに食べ物ではありませんが、この時期は「土用風呂」といって、柿の葉のお風呂に入るのも良いとされます。
抗菌効果の高い柿の葉のお風呂は、邪気からも身を守ると考えられていたのです。

土用丑の日の頃は、気温も高く夏風邪をひくなど病気になりやすい時期。ウナギを食べて体力をつけ、暑い夏を乗り切りましょう!

監修: 井戸理恵子

今回【土用丑の日とは?】というお話を聞いた先生

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井戸理恵子(いどりえこ)

ゆきすきのくに代表、民俗情報工学研究家。1964年北海道北見市生まれ。國學院大學卒業後、株式会社リクルートフロムエーを経て現職。現在、多摩美術大学の非常勤講師として教鞭を執る傍ら、日本全国をまわって、先人の受け継いできた各地に残る伝統儀礼、風習、歌謡、信仰、地域特有の祭り、習慣、伝統技術などについて民俗学的な視点から、その意味と本質を読み解き、現代に活かすことを目的とする活動を精力的に続けている。「OrganicCafeゆきすきのくに」も運営。坐禅や行事の歴史を知る会など、日本の文化にまつわるイベントも不定期開催。

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トクバイニュースは「くらしを少しでもラクに、ちょっぴり幸せな日常を」をテーマにしたライフスタイルメディアです。日々の買い物が楽しくなるような話題の商品情報や、料理・掃除・洗濯など家事のコツをわかりやすくお届けします。
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