ぶどうの栄養や効能とは?「皮の栄養や品種による違い」「皮ごと食べる場合の注意点」を解説

ぶどうの栄養や効能とは?「皮の栄養や品種による違い」「皮ごと食べる場合の注意点」を解説

ブルーベリーと比較しよう!

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ぶどうと似た果物にブルーベリーがありますが、どちらが栄養豊富なのでしょうか?

100gあたりの含有量の違いは以下の通りです。なお、ブルーベリーは皮つきのまま食べるため、ぶどうも皮つきのものと比較しています。

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※出典:文部科学省ホームページ「日本食品標準成分表2020年版(八訂)」

カリウムはぶどうの方が豊富ですが、食物繊維とβ-カロテンはブルーベリーの方が多く含まれています。

またブルーベリーのポリフェノール含有量は日本食品標準成分表には記載がありませんが、ある資料によると、ポリフェノールの一種であるアントシアニンの含有量は100~180mgとなっています。

ぶどうのポリフェノール量と一概に比較できませんが、どちらもポリフェノールの良い供給源となると言えます。

どちらが栄養豊富とは言いにくい結果なのですが、食物繊維をたっぷり摂りたいときはブルーベリー、カリウムを補給したいときはぶどう、と目的に合わせて選ぶのも良いでしょう。

※参照:農林水産省「主な果物の健康機能性」,文部科学省「日本食品標準成分表2020年版(八訂)」

巨峰やマスカットなど、ぶどうの品種による違いはあるの?

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ぶどうには、大粒ぶどうである巨峰やピオーネ、小粒ぶどうであるデラウェア、また黄緑色のマスカットなどさまざまな種類がありますが、品種による栄養成分値の明らかな違いはないとされています。(※)

栄養を摂るためにはとくにどの品種が良い、ということはありませんので、お好みのぶどうを選んで良いでしょう。

※参照:文部科学省ホームページ「日本食品標準成分表2020年版(八訂)」

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