離婚の慰謝料とは?請求の流れと注意点を弁護士が解説

離婚の慰謝料とは?請求の流れと注意点を弁護士が解説

離婚の慰謝料請求や交渉を弁護士に依頼するメリット

離婚の慰謝料請求や慰謝料額の交渉は、弁護士へ依頼することができます。
これらを弁護士へ依頼する主なメリットは、次のとおりです。

案件ごとの相場を踏まえて交渉をしてくれる

慰謝料の金額の相場は、インターネットでも確認することができます。
しかし、インターネットなどで見ることができる相場額には非常に金額の幅があり、ご自身のケースではどの程度の金額が妥当であるのか、結局のところよくわからないという場合が少なくないのではないでしょうか。

実際に裁判などで慰謝料額が算定される際には、さまざまな個別事情や個別要因が考慮されます。
離婚問題に詳しい弁護士へ相談することで、個別事情に沿ったより具体的な相場をもとに交渉をしてもらうことが可能です。

相手と直接話をしなくてよい

弁護士へ依頼することで、相手方と直接交渉をしなくて済む点も大きなメリットの一つです。

離婚を決意した相手と慰謝料額の交渉をすること自体が、非常に大きな精神的なストレスとなる場合は少なくないでしょう。
弁護士に代わりに交渉をしてもらうことで、このような負担から解放されます。

また、相手の弁が立つ場合には自分で交渉をしてしまうと、相手のよいように言いくるめられてしまうリスクがあります。
弁護士へ依頼する場合は、弁護士が法律に基づき毅然と対応してくれるため安心です。

さらに、相手からDVやモラハラの被害を受けていた場合には、自分で直接相手と交渉をすることには危険が伴います。
この場合には、弁護士に代理で交渉をしてもらうことで、危険を避けることが可能となります。

離婚協議書を作成してもらえる

たとえ慰謝料など離婚に関する条件の合意ができたとしても、きちんと書面で残しておかなければ、後から約束を反故にされるリスクがあります。

口約束の場合には、万が一「言った・言わない」などのトラブルとなってしまった際に合意の成立を証明することは困難でしょう。

また、合意書などの書面を作成した場合であっても、個人で作成した場合には不備がある場合も少なくありません。、いざ支払いの滞りなどトラブルが生じた際に、差し押さえができない可能性もあります。

弁護士に依頼した場合には、交渉の結果をきちんと離婚協議書などの書面で残してくれますので、このようなリスクを避けることが可能となります。

調停や訴訟になった場合でも対応してもらえる

慰謝料の額など離婚に伴う話し合いが当人同士でまとまらない場合には、先ほど解説したように、調停や裁判へと移行することとなります。
弁護士へ交渉を依頼している場合には、弁護士が調停や訴訟の対応をしてくれるため安心です。

まとめ

離婚に至った原因によっては、離婚に伴い相手方に慰謝料の請求をすることができます。

しかし、証拠が不十分な場合には慰謝料の請求が難しいほか、相手と金額が折り合わない場合には交渉に多大な労力がかかる可能性があります。
証拠を隠滅されたり不利な条件を飲まされてしまったりすることのないよう、離婚に伴って慰謝料の請求を希望する場合には、あらかじめ離婚問題に詳しい弁護士へ相談すると良いでしょう。

Authense法律事務所には、離婚問題に詳しい弁護士が多数在籍しております。
慰謝料請求にあたっての心強い味方になれるかと思いますので、離婚の慰謝料請求でお困りの際には、ぜひAuthense法律事務所までご相談ください。

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