チェアベルトの役割と選び方
そもそもチェアベルトは、どのような道具なのでしょうか?まずは、チェアベルトを使い始める時期・使い方・選ぶポイントなどを紹介します。
赤ちゃんが椅子から抜け出すのを防ぐ
チェアベルトは赤ちゃんと椅子をベルトで固定し、食事中の立ち上がり・落下を防ぐ道具です。個人差はありますが、基本的には赤ちゃんの腰がすわり、離乳食が始まった生後6カ月ごろから使用すると考えられています。
赤ちゃんが椅子に座れるようになると、ベビーチェアを使って外食ができるようになります。ただ、店によってはベビーチェアにベルトが付いていない場合があるのも事実です。
ベルトのないベビーチェアに赤ちゃんを座らせると、姿勢が安定せず、椅子から落ちてしまう恐れがあります。そのため、チェアベルトで赤ちゃんの体と椅子を固定する必要があるのです。
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「安全性」「手入れのしやすさ」で選ぶ
赤ちゃんに使うチェアベルトを選ぶポイントは、安全性と手入れのしやすさです。素材は、赤ちゃんの肌に負担がかからない綿・ポリエステルなど、吸水性・通気性の良いものをおすすめします。
また、チェアベルトに付いている留め具が、赤ちゃんに外されないような構造になっているか確認するのも大切です。
両サイドを押したままの状態で解除したり、椅子の後ろで留めたりするチェアベルトを選んでおくと、赤ちゃんにバックルを外される心配がありません。
食事の場面で使うチェアベルトだからこそ、汚れたときに手入れがしやすいかも確認しましょう。速乾性のある素材を使っていたり、洗濯機の使用ができたりすると、あまり手間をかけずにチェアベルトの清潔さを保てます。
使いやすい「パンツタイプ」
パンツタイプのチェアベルトは、赤ちゃんを椅子に座らせやすいのが特長です。シンプル・おしゃれな、パンツ型のチェアベルトを紹介します。
日本エイテックス「キャリフリー チェアベルト」
大人用の椅子やベルトなしのハイチェアにも装着できるチェアベルトで、パパやママの腰に付けることも可能です。
また、軽量かつコンパクトで持ち運びがしやすく、バッグの中に入れておいてもかさばりません。
黒・紺・黄・紫・チャコールグレーの5色展開から、好みに合わせて選べます。また、パンツ部分はポリエステル100%で作られており、食べこぼし・吐き戻しなどで汚れたときにも手入れしやすいのがポイントです。
・商品名:日本エイテックス「キャリフリー チェアベルト」
familiar「チェアベルト」
赤ちゃん用品を扱う「familiar」の、おしゃれなチェック柄が特長のチェアベルトです。赤・青の2種類があり、中央部分にはロゴマークが縫い付けられています。
表地は綿・裏地はポリエステルと、生地にもこだわった日本製のチェアベルトは、赤ちゃんの腰がすわってから3歳ごろまで使用可能です。ベルトの長さは最大で130cmまで調節でき、ベビーチェアから大人の椅子まで幅広く使えます。
・商品名:familiar「チェアベルト」
姿勢が安定する「肩ベルト付き」
パンツタイプのチェアベルトから抜け出そうとする赤ちゃんには、肩ベルト付きがおすすめです。パンツ・肩ベルトを兼ね備えたチェアベルトなら、より姿勢を安定させられます。
日本エイテックス「キャリフリー チェアベルトホールド」
大人用の椅子に取り付けて使うチェアベルトで、ウェーブ・マルチストライプ・ビッグドットの3つのデザインから選べます。
モノトーンを基調とした落ち着きのある柄のチェアベルトは、おしゃれを重視する人にもぴったりです。
肩ベルトの長さは最大で40cmまで調節でき、赤ちゃんが急に立ち上がったり、椅子から落下したりするのを防ぎます。重さが165gの軽量タイプなので、バッグに入れて簡単に持ち運べます。
・商品名:日本エイテックス「キャリフリー チェアベルトホールド」
10mois ディモワ「BEAR MASK(ベアマスク) チェアベルト」
ベビー・マタニティ商品を扱うブランド「10mois ディモワ」の商品で、質にもこだわった日本製です。肩と腰にベルトが付いており、大人用の椅子に装着することで動き回る赤ちゃんをしっかり固定します。
表地にはPVC加工を施しているため、食べこぼし・よだれなどの汚れも、ぬらした布でさっと拭き取れます。
白と黒のシンプルな色合いに、無地のくま・星柄がプリントされていて、さりげなくおしゃれなデザインです。かわいさとかっこよさを兼ね備えており、赤ちゃんの性別を選ばずに使えます。
・商品名:10mois ディモワ「BEAR MASK(ベアマスク) チェアベルト」
活発な赤ちゃんには「ハーネス機能付き」も
歩き始めた赤ちゃんが、迷子にならないか不安な人もいるのではないでしょうか?ハーネス機能が付いているチェアベルトを選んでおくと、赤ちゃんの迷子防止にも役立ちます。
Richell(リッチェル)「スヌーピー 2WAYチェアベルトR」
育児グッズを手掛ける「リッチェル」からは、かわいいスヌーピー柄の商品が販売されています。赤ちゃんの頭からすっぽり通して左右にあるバックルで固定する、肩ベルトタイプのチェアベルトです。
また、ハーネスとしても使えるので、子どもが手をつなぐのを嫌がるときや、人混みでの迷子防止にも役立ちます。
本体を折りたたんでひっくり返すとファスナー付きのポーチに変身する、持ち運びに便利な商品です。ポリエステル素材で水にも強く、手入れがしやすいのも特長です。
・商品名:Richell(リッチェル)「スヌーピー 2WAYチェアベルトR」
STOKKE(ストッケ)「トリップ トラップ チェア用5点式ハーネス」
ノルウェーのブランド「ストッケ」が製造している「トリップ トラップ チェア」のハーネスは、チェアベルトとしても使用できます。
耐久性のあるナイロン製で手入れがしやすく、洗濯機の使用も可能です。やわらかな色合いがインテリアにもよく映える商品です。2回押して着脱するバックルは、大人には使いやすい反面、赤ちゃんには簡単に外せません。
ベージュを基調としたボーダー柄のデザインは、木目調の部屋にも合うでしょう。トリップ トラップ チェアを使っている人は、候補に入れてみてはいかがでしょうか?
・商品名:STOKKE(ストッケ)「トリップ トラップ チェア用5点式ハーネス」
hugpapa「チェアベルト」
通気性の良いメッシュ素材の商品で、チェアベルト・ハーネスの2通りの使い方ができます。サイドベルトの長さをダイヤルで調節する「BOAダイヤル」は、hugpapaオリジナルの技術で、特許を取得しています。
サイドベルト・ショルダーベルトが下半身・肩をしっかりと支えるので、赤ちゃんが脱出したり、前のめりになったりする心配がありません。下部分のファスナーを外すと、歩く練習・迷子防止のためのハーネスとしても使えます。
・商品名:hugpapa「チェアベルト」
持ち運びしやすい「コンパクトタイプ」
外出の際に持ち歩くチェアベルトは、バッグに収まるコンパクトさも大切です。ベビーチェアがない店でも使える、持ち歩きしやすいチェアベルトを2つ紹介します。
DEWEL「ベビーチェアベルト」
ひっくり返すと、本体がコンパクトに収まる巾着に変わります。巾着にはひもが付いているのでバッグから取り出しやすく、簡単に持ち運びが可能です。
椅子の背もたれにポケットをかぶせて使うチェアベルトのため、赤ちゃんの体が前のめりになりにくいのが特長です。
ベビーチェアから大人用まで、背もたれがある椅子にはほとんど使用できます。無地から模様まで、デザインの種類も豊富なので、好みに合わせて選べるのもポイントです。
・商品名:DEWEL「ベビーチェアベルト」
Vine(バイン)「ベビーチェアベルト 収納ポケット付き」
生後8カ月以上の赤ちゃんに使える商品で、椅子に専用のカバーをかぶせてから赤ちゃんを座らせて固定します。カバーの横幅はおよそ50cmで、ベルトのないベビーチェアから家庭用の椅子まで、様々な形・デザインの椅子に使えます。
ウェットティッシュ・予備の食事エプロンなど、かさばりやすいグッズを背中部分の収納ポケットに入れておくと、机の上が散らかりません。
綿・ポリエステルを使った軽量・折りたたみできる設計で、専用の巾着ケースに入れて持ち運べます。
・商品名:Vine(バイン)「ベビーチェアベルト 収納ポケット付き」
椅子なしでも使える「腰付けタイプ」
天気の良い日に、赤ちゃんを連れてピクニックを計画している人は多いのではないでしょうか?レジャーシートやテラスなどで食事をするアウトドアのお出かけでは、大人の腰にも付けられるチェアベルトがおすすめです。
日本エイテックス「キャリフリー チェアベルト ショルダー&メッシュ」
ベビーチェア・大人用の椅子・大人の腰にも使えるので、赤ちゃんの機嫌に合わせて装着方法を変えられます。赤ちゃんをしっかりと支えられるよう、パパやママの腰への負担が少ない太めのサポートベルトを採用しています。
ひっくり返すだけで本体をコンパクトに収納できるので、持ち運びがしやすいだけでなく、出先でさっと準備・片付けができるのが特長です。チェアベルトの全体にメッシュが使用されていて通気性が良く、夏でも快適に使えます。
・商品名:日本エイテックス「キャリフリー チェアベルト ショルダー&メッシュ」
People(ピープル)「ベベポケットプラス」
足の付け根が当たる部分にクッション性を加えた「あんよ楽々クッション」を採用し、赤ちゃんの快適さにも配慮しています。チェアベルトのほか、大人の腰に付けて抱っこひもとしても使えるのが特長です。
ウエストだけではなく肩にもベルトがあるので、赤ちゃんを抱っこしても腰に負担がかかりにくいのもポイントです。洗濯機で丸洗いができるのはもちろん、赤ちゃんを抱っこしながらプールに入る使い方もあります。
360度、好きな向きで赤ちゃんを抱っこできるので、食事はもちろん、お出かけ・寝かしつけなど、様々な場面で活躍する商品です。
・商品名:People(ピープル)「ベベポケットプラス」
まとめ
赤ちゃんの体と椅子を固定するチェアベルトは、外食する際にも役立ちます。汗を吸収する綿や、通気性の良いメッシュ・ポリエステル素材などが使われたチェアベルトは、手入れがしやすくておすすめです。
食事の場面で使うグッズだからこそ、速乾性・洗濯機への対応なども確認しておきたいポイントです。
椅子を嫌がるなら腰にも付けられるタイプを、活発なタイプには肩ベルト・ハーネス機能付きなど、赤ちゃんの性格・行動に合わせて選ぶとよいでしょう。
また、大人の椅子にも使えるタイプは、ベビーチェアがない店でも使えるので便利です。外食ではもちろん、自宅での食事にも使えるチェアベルトで、赤ちゃんの食べ歩き・立ち上がりなどを防ぎましょう。