キッザニア福岡OPEN!ニチレイフーズの食品開発体験レポート

キッザニア福岡OPEN!ニチレイフーズの食品開発体験レポート

みるみる凍っていく水を観察する不思議体験

美味しい冷凍食品を作るために大切なのが、食品を一気に低温で冷凍する「急速凍結」。「急速凍結」をすることで、食品の品質が変化するのを防ぎ、美味しさがキープされるんです! そんな「冷凍」の機能を実感するために用意されたのが、氷のかたまりと、-5℃程度に冷やされた水。これから何が始まるのか、みんな興味津々です。

氷の上にゆっくり水をかけると……

氷の上にかけた水がどんどん凍っていく現象にみんなびっくり! これは水の「過冷却※」です。

※水の凝固点は0℃ですが、0℃になったら必ず凍るというわけではありません。水をゆっくり静かに冷やしていくと、-5℃以下でも凍らない場合があります。この状態を過冷却といいます。

「急速冷凍」で凍った水を触ってみましょう。「冷たい!」「シャーベットやかき氷みたいだね」という感想のほかに、「大根おろしみたい」という声も。

2種類の今川焼を食べ比べて五感でジャッジ!

美味しい冷凍食品を作るためにはもうひとつ大切なことがあります。それは美味しい食品を開発すること! では美味しいとはどういうことでしょうか? 人は食べるときに味だけではなく、見た目や匂いなどでその美味しさを判断しています。見る、嗅ぐ、味わう、触るなど人間の感覚を使ってものの品質を判定する検査のことを官能評価といい、美味しい冷凍食品を作るためのとても重要なお仕事です。

そこで、お年寄りに好まれる今川焼を開発するというミッションを掲げて、クリームとあずきの2種類の今川焼を使った官能評価をスタート!

よりこんがり焼かれているのはどちら? よりおいしそうな匂いがするのはどちら? よりやわらかいのはどちら? 自分が好きなのはどちら? 評価項目に沿って2種類の今川焼をジャッジ。

自分が好きな今川焼ではクリームが圧勝。でも今回のミッションはお年寄りに好まれる今川焼を開発するということです。そこで、自分たちのおじいさん、おばあさんがふだん食べているお菓子を思い浮かべながらみんなで意見を交わして、評価結果としては、あずきの今川焼に決定!

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