子ども向けの目覚まし時計のおすすめは?選び方のポイントも解説

第175回 みんなが共感!ママのお悩み
子ども向けの目覚まし時計はデザインや種類が豊富ですが、見た目の印象だけで何となく選んでしまうと後悔するかもしれません。子どもが使う目覚まし時計にあると便利な機能や、おすすめの商品などをチェックしましょう。

子ども向けの目覚まし時計の種類

目覚まし時計には様々な種類があり、どれを選ぶか迷うことがあります。子ども向けの目覚まし時計の特徴を、種類ごとに見ていきましょう。

勉強になる「アナログ時計」

昔ながらのスタイルのアナログ時計は、子どもに時計の読み方を勉強させたいときにおすすめです。子どもが針の位置や動きを見て、時間について感覚的に分かるようになります。

アナログ時計は時間の間隔などを視覚的に理解でき、時間の前後関係を含めて学べるので、知育時計にも採用されています。これから小学生になるタイミングで、目覚まし時計を使ってもらいたいときにおすすめです。

秒針が動く音がするタイプだと、夜間や静かな部屋では気になってしまうことがあるでしょう。秒針の動きがスムーズで、音が気になりにくいタイプを選ぶと安心です。

就学前でも読みやすい「デジタル時計」

デジタル時計は現在の正確な時間を、素早く知りたいときにおすすめです。アナログ時計の読み方が分からない就学前の子どもでも、数字を読むことさえできれば時刻が分かります。

反対にアナログ時計の読み方をすでに習得している場合も、デジタルタイプの目覚まし時計を選んでみてもよいでしょう。

また、ストップウォッチ機能やカレンダー機能が付属しているなど、複数の使い方ができる便利なタイプの商品がデジタル時計には数多くあります。さらに秒針の音が気になる心配がないため、静かな環境でないとなかなか眠れない子どもにも向いています。

子ども用の目覚まし時計の選び方

子ども用の目覚まし時計は、どのように選べばよいのでしょう。大人用のものを選ぶときとは違った視点で選ぶと、使いやすいものを選んであげられます。選び方のポイントを見ていきましょう。

文字サイズの見やすさと操作性

子どもが使いやすい目覚まし時計を選ぶには、文字のサイズや色をチェックして見やすさにこだわって選びましょう。時刻を視認しづらいものだと、時間を読み間違えたり確認しづらかったりして、ストレスを感じさせてしまいます。

起床時間の設定方法やアラームの止め方など、操作が簡単で分かりやすいものを選ぶことも大事です。操作が複雑なものだと子どもが使いこなせず、親が目覚まし時計の設定をすることになります。自発的に使用してもらうためにも、簡単に操作できるものを選びましょう。

音の種類や起こし方

目覚まし時計のアラームの音は、様々なものがあります。「ピピピ」などの電子音が鳴るタイプもあれば「ジリジリジリ」というベルの音が鳴るタイプもあり、複数の音から選べるものも珍しくありません。

動物の鳴き声やキャラクターのおしゃべりで起こしてくれるタイプもあるので、子どもが好きな音を選んであげると、楽しみながら使えます。

複数の音を切り替えられるタイプだと、音に慣れてしまって起きられなくなるリスクを減らせるでしょう。

また、大きな音で起こすのではなく、目覚まし時計がだんだんと明るくなって自然光のように起こしてくれるタイプもあります。うるさい音が苦手な子どもは、光で起こすタイプを選ぶと起きやすいでしょう。

機能性

子ども向けの目覚まし時計のなかには、知育を目的とした機能や温度表示・曜日表示など、複数の機能を搭載したものがあります。使用しない機能が付いていても持て余してしまうので、実用的なものであるかをチェックしましょう。

知育時計は、まだ時計の読み方が分からない子どものために作られており、一般の時計と比べて今何時なのかなどを視覚的に把握しやすくなっているのが特徴です。小学校に入る前の段階で、子どもに本格的に時計の読み方を教えたいときに便利です。

ナイトライトの機能が付いているものは、夜間に時間を確認したくなったときや暗い場所を怖がる子どもに向いています。寝る前に読みきかせをしたいときにも使いやすいでしょう。

デザイン性

子ども向けの目覚まし時計は子どもに人気のあるキャラクターや、動物などのデザインが取り入れられているものが豊富にあります。

子どもが好きなモチーフや、気に入っているキャラクターなどが取り入れられたものを選ぶと、喜んで使ってくれるでしょう。好きなキャラクターがデザインされた目覚まし時計なら、楽しみながら起きられます。

キャラクターの声で起こしてくれるものは、より愛着を持って利用できるはずです。目覚まし時計全体がキャラクターの形になっているものもあれば、文字盤などに部分的に取り入れられているものもあるので、置き場所などの様々な条件も考えながら選びましょう。

子ども用の目覚まし時計に欲しい基本的な機能

目覚まし時計には様々な機能が付いています。子ども用の目覚まし時計に欲しい、基本的な機能を見ていきましょう。

スヌーズ機能

二度寝をしがちな子どもには、スヌーズ機能があると便利です。朝が苦手な人は、アラームのストップボタンを押して、すぐにまた眠ってしまうことが珍しくありません。

スヌーズ機能があれば、ストップボタンを押すだけでは解除されず、数分後などに再びアラームが鳴ります。完全に解除するには、ストップボタンを押してからスヌーズ設定を解除するひと手間が必要です。

目覚まし時計をセットしているにもかかわらず、起きてこない子どもを起こしに行く手間がなくなるでしょう。うっかり寝入ってしまったときも、大幅な寝坊を防止できます。

音量調節機能

目覚まし時計に音量調節機能が付いていると、必要に応じて音の大きさを変更できます。目覚ましが鳴る前に起きることが多いという人は、音量を調節できた方が便利です。

集合住宅などで周囲に迷惑をかけたくないときや、ほかの家族を起こしたくないときも、音量調節機能があれば臨機応変に対応できます。

子どもによっては、あまりに大きな音で起こされると不機嫌になることもあります。機嫌を損ねると、朝の支度が進まないなどのデメリットが生じかねません。

子どもが大きな音を嫌がる場合も、音を調節できた方が使い勝手がよいといえます。絶対に1人で起きなければならないときだけ、大音量にするといった使い方をしてもよいかもしれません。

普段は小さな音で起きるようにして大きな音には慣れていない状態にした方が、いざというときに起きやすいというメリットもあります。

バックライト機能

電気を消した後や明け方のまだ暗い時間帯などに、枕元に置いた目覚まし時計の時刻を確認したくなることがあります。バックライト機能は、時計の文字盤や液晶などが光る機能のことで、暗いときも時刻の確認ができて便利です。

ボタンを押すとライトが点灯するタイプや、暗くなると自動で常時点灯モードに切り替わるタイプなど、様々なものが見つかるでしょう。

真っ暗にすると怖くて寝られないタイプの子どもの場合、わずかな明かりがあった方が安心できるはずです。

子どもにおすすめ「アナログ目覚まし時計」

アナログな目覚まし時計は、子どもに時計の読み方を教えてあげたいときや、時間の前後関係を知ってもらいたいときに使いやすいアイテムです。機能を備えた、おすすめの商品を見ていきましょう。

セイコータイムクリエーション「BC410L」

子どもの初めての目覚まし時計におすすめの、知育時計です。文字盤に時間・分数・秒数が記載され、読み方を覚えやすい作りになっています。時間と分に合わせて針の色を変えてあり、どの針が何に対応しているのか理解しやすいでしょう。

ベル音と電子音を切り替えて使用でき、電子音の方は音の大きさを調整できる仕組みです。子どもの好みの方の音を設定できます。

針が連続して動く「スイープセコンド機能」で滑らかに秒針が進むので、音が気になりにくいところもポイントです。

・商品名:セイコータイムクリエーション「BC410L」

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セイコータイムクリエーション「NR444A」

カッコウやコマドリなどの鳴き声と、電子音を切り替えられるアナログ式目覚まし時計です。自然のなかにいるような、心地よい鳥のさえずりで目覚められます。

小鳥の巣箱のようなフォルムで、スイッチの部分が煙突のように配置され、デザイン性が高いところも魅力です。木目調でインテリアに馴染みやすく、おしゃれなワンポイントになってくれるでしょう。

シンプルな文字盤のデザインで視認性が高く、スヌーズ・音量調節・ライトなどの、あると便利な機能がそろっています。

・商品名:セイコータイムクリエーション「NR444A」

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レオ・レオニズ フレンズ「アラームクロック」

子どもにとって馴染み深い、絵本作家のレオ・レオニのキャラクターが文字盤に描かれています。カラフルな数字の色がアクセントになっており、シンプルでありながらおしゃれなデザインです。

幅11×奥行6×高さ11cmと、小ぶりなサイズで置き場所を選びません。アラーム音は3段階で、だんだんと急かすような音に変化します。

アナログ時計特有のカチカチ音が聞こえづらい仕様で、5分間のスヌーズ機能付きで、二度寝を防止できます。

・商品名:レオ・レオニズ フレンズ「アラームクロック」

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子どもにおすすめ「デジタル目覚まし時計」

ひと目見ただけで正確な時間が分かるところが、デジタル目覚まし時計の特徴です。子どもでも使いやすい、機能的なものが多く見つかります。おすすめの商品を見ていきましょう。

RHYTHM「スヌーピーR126」

スヌーピーのイラストがワンポイントになった、多機能なデジタル目覚まし時計です。時刻以外に日付・曜日・温度・湿度などが表示され、熱中症や食中毒などへの注意を促す表示もされます。

たくさんの表示がされますが、シンプルで見やすいデザインなので使いやすいでしょう。

幅10.8×奥行4.5×高さ8.1cm、重さ140gと小ぶりで、学習机にも置けるサイズとなっています。枕元にも置きやすいでしょう。

スヌーズやアラーム音量の調節などの便利な機能も付いています。残照機能付きで、暗闇でも操作がしやすい設計です。

・商品名:RHYTHM「スヌーピーR126」

・Amazon:商品はこちら

PERSMEET「目覚まし時計」

ミニサイズのロボットを思わせる、かわいいデザインのデジタル目覚まし時計です。振るとめまいを起こしたりまばたきをしたりと、かわいいアクションが表示されます。

遊びの延長のような感覚で目覚まし時計を使えるので、1人で起きることに抵抗がある子どもでも興味を持って挑戦してくれるでしょう。

12時間表示と24時間表示を切り替えられ、使いやすい方を選べます。アラームが鳴ったら時計を持ち上げて振ると、スヌーズモードになる設計です。

ライトの機能もあり常夜灯としても使えます。大容量のリチウム電池を内蔵した充電式です。

・商品名:PERSMEET「目覚まし時計」

・Amazon:商品はこちら

Gauri Nanda「ナンダクロッキー」

タイヤが付いた、ユニークな形状のデジタル目覚まし時計です。アラームが作動してから約30秒間、転がったり跳ねたりして逃げ回ります。ロボットの声をイメージした、ユニークなアラーム音が約9分間鳴り続ける仕組みです。

一般的な目覚ましとは違って簡単に解除できないので、二度寝防止に役立ちます。スヌーズの機能もあり、朝が苦手な子どもでも起きられるでしょう。

タイヤは弾力のある樹脂製で衝撃を吸収するので、ベッドから転がり落ちても大丈夫な作りです。バックライトの機能もあり、暗い場所でも時間を確認したり目覚ましをセットしたりできます。

・商品名:Gauri Nanda「ナンダクロッキー」

・楽天:商品はこちら

子どもが大好きなキャラクター目覚まし時計

子ども用の目覚まし時計は、キャラクターが使われているものが少なくありません。自分の好きなキャラクターが起こしてくれると思うと、使ってみたいと感じる子どもは多いはずです。

子どもに人気のキャラクターをモチーフにした、目覚まし時計を紹介します。

RHYTHM「めざましとけいR561/アイムドラえもん」

雲に乗った立体的なドラえもんが、ワンポイントになったかわいい目覚まし時計です。アラームをオフにすると、キャラクターが飛び出す楽しい仕掛けがあります。

目覚まし時計全体がドラえもんをイメージさせるカラーで、丸みを帯びた優しい雰囲気も魅力です。

白い文字盤に黒い文字と針で、アラームの設定時刻は赤い針で表示されます。シンプルで見やすい文字盤になっていて、長く使えるでしょう。

アラーム音は「ピピピ」という電子音を使用しています。簡単な操作で、長く使えるものを求めている人におすすめです。

・商品名:RHYTHM「めざましとけいR561/アイムドラえもん」

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セイコータイムクリエーション「ポケットモンスター JF384A」

目覚まし時計として使用しなくなってからもマスコットとして机の片隅に置きたくなるような、ピカチュウ型の目覚まし時計です。後姿は背中の模様や尻尾などが表現され、細かい部分までこだわったデザインになっています。

ピカチュウのかわいいおしゃべりと、ベルの音で起こしてくれる設計です。おしゃべりを止めると「音声が変わる仕組み」で、楽しく起きられるでしょう。

アラーム音は大小で切り替え可能です。文字盤は時間だけでなく分数の数字表示があり、小さな子どもでも時計を読みやすい工夫もされています。

・商品名:セイコータイムクリエーション「ポケットモンスター JF384A」

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セイコータイムクリエーション「すみっコぐらし CQ162Y」

すみっコぐらしのキャラクターたちが、文字盤にたっぷりと散りばめられた目覚まし時計です。文字盤の数字も丸みのあるデザインで、かわいらしい雰囲気を堪能できます。

ベル音と電子音を切り替えられ、切り替えスイッチのところにも小さなキャラクターがあしらわれたデザインです。

音量調節・スヌーズ・ライトなど、あると便利な機能が付属しています。シンプルな操作性で、急いでいるときやセットが面倒なときでも操作が面倒になりません。優しいカラーとベーシックなフォルムで、長く使えるでしょう。

・商品名:セイコータイムクリエーション「すみっコぐらし CQ162Y」

・Amazon:商品はこちら

光で起こす目覚まし時計

寝起きが悪い子どもは、音だけでなく、明るい光で起こしてくれる目覚まし時計もおすすめです。起床時に部屋を明るくすると、目を覚ましやすくなることが期待できます。

アラーム音だけでは起きづらい子どもにおすすめな、光で起きられるタイプの商品をチェックしましょう。

スマリー「ウェイクアップライト 光目覚まし時計」

起床時間の30分前からだんだんと明るくなり、自然な起床へと導いてくれる光目覚まし時計です。鳥のさえずり・波音・鐘の音などの5種類のアラーム音を搭載しており、その日の気分や好みに合わせて起きられます。

アラームの音量がだんだんと大きくなっていくタイプで、気持ちよく起きるための工夫がされているので、電子アラーム音が苦手な子どもにもおすすめです。

目覚まし時計として使用しないときは、明るさを3段階に調節できる間接照明としても使えるでしょう。タッチセンサー式で、操作が簡単なところもポイントです。

・商品名:スマリー「ウェイクアップライト 光目覚まし時計」

・Amazon:商品はこちら

フィリップス「SmartSleep ウェイクアップ ライト」

日の出をイメージし、だんだんと明るくなっていく目覚まし時計です。朝日とともに目覚めるような感覚で、自然な起床をめざせるでしょう。

太陽光をヒントに開発された光は、約30分かけて光量をアップしていきます。光とアラーム音の両方で起きられるので、光だけでは起きられるか心配という人でも安心です。

睡眠時は日没のように、段階的に明かりを暗くしていくスリープライトの機能もあります。寝付きが悪い子どもの入眠時にも活躍してくれるでしょう。

常夜灯や読書灯としての機能もあります。大人の寝室にあっても違和感がないシンプルでモダンなデザインで、子どもが成長してからも使えるでしょう。

・商品名:フィリップス「SmartSleep ウェイクアップ ライト」

・Amazon:商品はこちら

moonmoon「トトノエライト」

赤い光と白い光で、睡眠への導入と目覚めを整えるサポートをしてくれる目覚まし時計です。光で起きるだけでなく、睡眠の質を向上させるための工夫がされています。

寝る前に夕焼けと同じ赤い光を浴びて睡眠に入りやすい環境を整え、起きる時間になったら白い光を浴びて覚醒しやすくする機能があり、子どもの睡眠リズムを整えたい人におすすめです。

光量は最大2万ルクスと、目覚めを促すのに十分な光量があり、20cm程度離れても3300ルクスほどの明るさがあります。

一般的な家庭の照明の明るさは700ルクス程度なので、非常に明るいことが分かるでしょう。また、アプリと連動させて、細かい調整をすることも可能です。

・商品名:moonmoon「トトノエライト」

・Amazon:商品はこちら

まとめ

子どもに目覚まし時計を選んであげるときは、文字盤の見やすさや簡単に操作できるかどうかなどをチェックしましょう。子どもが小さいうちは簡単に使えるものの方が、自分で目覚まし時計をセットする習慣をつけられます。

アラーム音や音量を変えられる機能があると、臨機応変に使いやすいでしょう。スヌーズの機能もあれば、寝坊の防止に役立ちます。

子どもが好きなキャラクターが使われているものなら、愛着を感じながら1人で目覚まし時計をセットして起きる習慣をつけられるはずです。本人の好みを考慮しつつ、使いやすいものを選びましょう。

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