いつ起こるかわからない地震に備えることが大事
繰り返しになりますが、地震予知は難しいのが現状です。しかし、「南海トラフ地震臨時情報」や「緊急地震速報」のように地震防災につながる情報は増えています。
これらの地震情報を知り、活用することは身を守ることにもつながります。
地震はいつ起こるかわからない怖い災害ですから、日本のどこに住んでいても大地震に見舞われる恐れがあります。気象災害のように予知ができないからこそ、普段の備えや行動などが災害時の明暗を分けることになります。
「地震発生時の行動を家族で話し合う」、「防災用品をそろえる」、「家具や家電を固定する」など、今すぐにできる地震対策もあります。今日、明日中に大地震が起こるかもしれないと危機感を持って備えましょう。
〈執筆者プロフィル〉
田頭 孝志
防災アドバイザー/気象予報士
田頭気象予報士事務所。愛媛の気象予報士・防災士。不動産会社の会員向けの防災記事、釣り雑誌にコラムの連載・特集記事の執筆、BS釣り番組でお天気コーナーを担当したほか、自治体、教育機関、企業向けに講演を多数、防災マニュアルの作成に参画。
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配信: 防災ニッポン