【サロン・デュ・ショコラ 2023】次回はどんなショコラに出会える?2023年開催の見どころをご紹介!

【サロン・デュ・ショコラ 2023】次回はどんなショコラに出会える?2023年開催の見どころをご紹介!

チョコレート好きにとっての年に一度の一大イベント「サロン・デュ・ショコラ」。来年はどんなショコラが登場するか楽しみにしている人も多いはず。2023年の見どころを一足先にお伝えします。

「サロン・デュ・ショコラ」と言えば、世界最大級のチョコレートの祭典。パリでは27回目、日本では次回で21回目の開催。毎年、一流のショコラティエやブランドのアイテムが並び、そのときどきのトレンドを捉えながら、さまざまな作品が発表される、チョコレート好きならずとも注目のイベント。今年は2023年1月19日(木)~25日(水)をPART1、29日(日)~2月5日(日)をPART2と会期を分けて開催が決定。会場はお馴染の伊勢丹新宿店 本館6階の催物場。

毎回コンセプチュアルなテーマを掲げるなか、ショコラのおいしさを作り上げている「愛」に着目。作る人、贈る人、食べる人…、愛が詰まったショコラを食べてみんなが幸せになれるよう願いを込めて「LOVEこそPEACEだ!」と宣言。

PART1は「TASTE OF CACAO~広がる、楽しむ、カカオの世界~」をテーマに、Bean to Barのショコラを世界中から集めて、カカオの素材としての魅力を伝える。アフリカ、中南米だけでなく、珍しいところでは台湾といった産地のそれぞれの個性が感じられるカカオ原産国発の多彩なBean to Barも。

PART2では「THE ARTISANS~最高峰ショコラティエの技~」と銘打って作り手にフォーカス。パトリック・アニヨレ、アグネス エ ピエールといった新ブランドも登場。ちなみに1月6日(金)10:00からオンラインストアも公開するので、そちらもチェックを。

会期&イートイン情報

今回はイートインが充実! PART1ではアマゾン カカオの太田哲雄さんやペイサージュの江藤英樹さんといった名シェフが会場でカカオの魅力を味わえるリアルコンテンツを展開。PART2では六本木のフレンチレストランle sputnikの高橋雄二郎さんがここだけでしか味わえないひと皿を提供。 ※ラストオーダーは各日閉場の30分前

■一般会期
PART1:2023年1月19日(木)~25日(水) 10:00~20:00 ※最終日18:00終了
PART2:2023年1月29日(日)~2月5日(日)10:00~20:00 ※最終日18:00終了

【PART1】TASTE OF CACAO/編集部の注目トピック

世界に広がるBean to Bar

左/加賀棒茶を使った金沢らしい「加賀棒茶 ミルクチョコレート 45 ~PROMENADE~」 右/カカオ62%、85%の2種の味を楽しめる「台湾1号 カカオミニキャレセット」

今や各国で個性豊かなファクトリーが増加中。カカオの魅力に加えて、その土地ならではの食材を掛け合わせることで、そこでしか作れないチョコレートを提案。

◆FILFIL CACAO FACTORY(フィルフィル カカオ ファクトリー)
金沢にあるフランス料理店「FIL D’OR」が“カカオの旅”をコンセプトに手掛けるブランド。べトナムやバヌアツのBean to Barブランドで腕を磨いたショコラティエの金子世菜さんが、石川県の食材と世界中の良質なカカオを掛け合わせて独自の世界観を創り上げている。

◆Fuwan Chocolate(フーワン チョコレート)
台湾最南端の屏東(ピンドン)県で栽培されている台湾産カカオと台湾ならではの食材を使用して創る“Tree to Bar”のブランド。世界的にもその品質が評価され、数々の賞も受賞。カカオの生産からチョコレートの製造まで手掛けるサステナブルな取り組みも注目されている。

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