賭博罪とは?どんな行為に成立するかを弁護士が解説

賭博罪とは?どんな行為に成立するかを弁護士が解説

5、賭博罪で逮捕されたら?

もし賭博罪を犯して逮捕されたらどうなるのでしょうか?

逮捕されやすい事例、逮捕後の流れを解説します。

(1)賭博で逮捕されるケースもある

事情によっては賭博罪で逮捕されるケースがあります。

たしかに、仲間内で少額を賭けている場合には逮捕される可能性は低いでしょう。

しかし、賭け金が大きい、組織的に行われているなどの事情があれば、捜査の対象となり、逮捕されるかもしれません。

(2)警察・検察による取り調べ

逮捕されると、警察・検察による取り調べを受けなければなりません。さらなる捜査が必要と判断されれば最大20日間の勾留も想定されます。

拘束期間が長引くほど、仕事やプライベートへの影響が大きくなってしまうため、早期に釈放してもらうことが重要となります。

(3)起訴されると裁判に

勾留期間が終わるまでに、起訴して裁判にするか、不起訴にして釈放するかが決まります。判断するのは検察官です。

起訴されれば、裁判所により犯罪の成否や刑罰の重さを判断されます。裁判は通常は公開の法廷で開かれますが、単純賭博罪であれば略式裁判という書面審査になるケースもあります。

6、賭博罪に問われたら弁護士に相談を

賭博罪で捜査対象になってしまったら、すぐに弁護士にご相談ください。

弁護士に依頼すると以下のメリットがあります。

(1)身柄解放に向けて早くから動ける

早めに弁護士をつければ、釈放に向けてすぐに行動できます。

仕事を休み続けるのは難しく、拘束が長引けば逮捕の事実が職場や知人に発覚するリスクが高いです。

弁護士に依頼することで、取り調べの対処法などのアドバイスを受けられるうえに、身体拘束が必要ないことを捜査機関に訴えてもらえます。

(2)不起訴処分を目指せる

すぐに解放してもらえなかったとしても、不起訴処分を目指せます。

不起訴になれば前科はつかず、今後の人生で不利益を被ることを防げます。

たまたま現場にいただけだ
賭けた金額が少ない
初めてだった

といった主張を弁護士から検察官に効果的に伝えてもらい、不起訴を勝ち取りましょう。

(3)裁判になっても最後までサポート

もし起訴されて裁判になっても、弁護士は徹底的にサポートします。

裁判での適切な受け答えの方法を知り、自分の主張や反省の態度を裁判官に示すには弁護士の存在が重要です。

有罪になっても執行猶予がつけば刑務所に入る必要はありません。必要以上に重い刑を科されないために、弁護士は全力で活動します。

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