ツインデスクの特徴・種類・選び方
ツインデスクと一般的な机は、どのような点が違うのでしょうか?ツインデスクの特徴を、種類・選び方と併せて解説します。
2人で一緒に使える机
ツインデスクは、一般的な机を2台並べるよりも場所をとらず、狭いスペースにも設置しやすいのが特徴です。きょうだいの学習机にするほか、家族用の作業スペースとしても活用できます。
きょうだいの年齢が離れている場合は、下の子どもが大きくなるまで、親の仕事デスクとして使う方法もあります。
きょうだいがいない家庭なら、親子の学習スペースにするのもよいでしょう。もちろん、1人で2人分のスペースをゆったりと使うことも可能です。
一体型とセパレート型がある
ツインデスクは基本的に、一体型・セパレート型の2種類に分けられます。一体型は2人分の学習・作業スペースが1台に収まっている反面、別々には使用できません。長い天板を置いた商品が多いため、比較的短い時間で組み立てられます。
一方でセパレート型は、デスクが1台ごとに分かれているので、横に並べたり向かい合わせにしたりと、配置をアレンジしやすいのが特徴です。子どもの成長に合わせて使い方を変えられるので、新しい机を買い直すリスクを減らせます。
設置スペースや用途に合わせて選ぶ
ツインデスクを選ぶ際には、設置する部屋のスペースに合わせるのが大切です。ツインデスクを移動させる予定がある場合には、設置する部屋以外の間取りもチェックする必要があります。
「子どもが成長してからも、大切に使い続けたい」という人は、流行に左右されにくいシンプルなデザインのツインデスクがおすすめです。天板の高さを調節できるタイプだと、子どもが成長した際にも便利です。
学習・仕事用に使う場合は、1人分のスペースが約90cm以上設けられているツインデスクの方が窮屈さを感じにくいでしょう。パソコンを置く予定があるなら、奥行きが約50cm以上ある商品を選ぶのもポイントです。
コンパクト設計のツインデスク
ツインデスクが人気の理由には、2人分のスペースをまとめたコンパクトさが挙げられます。見た目がおしゃれで、省スペースで設置しやすいツインデスクを、3つ紹介します。
JKプラン「コンパクト ツインデスク」
1人分の幅が約90cmと、コンパクト設計が特徴のツインデスクです。飽きにくいシンプルなデザインは、ナチュラル・ホワイトの2種類のカラーから選べます。付属している可動式の棚は、机の上に置いたり、足元部分でスペースを仕切ったりするのに便利です。
デスク・棚が1台ずつセットされているため、横に並べるほか、対面・セパレートでも使えるのがポイントです。子どもの成長・部屋の雰囲気に合わせて様々な配置を楽しめるでしょう。
・商品名:JKプラン「コンパクト ツインデスク」
moca company「Peanuts シンプル ツインデスク」
A4サイズの教科書なども収納できる棚が付属されているツインデスクは、インテリアになじみやすいナチュラルなデザインが特徴です。
ラック内の可動棚の高さは、約3cm間隔で12段階に調整できるので、スペースを効率的に使えます。収納棚を中央に配置すると、1人分のスペースが約90cmとなり、教科書・ノートを開いても窮屈さを感じにくいでしょう。
コンセント・フックが付いているため、スタンド式のライト・パソコンなどを設置する際にも便利です。
横に並べたり、セパレートでも利用したりと、好み・部屋の雰囲気に合わせて設置できます。天板の前部分に丸みがあり、子どもがけがをしにくいように配慮されているのもポイントです。
・商品名:moca company「Peanuts シンプル ツインデスク」
LOWYA「学習机 2人用ツインデスク 本棚・サイドラック付き」
木の素材と、パステルカラーの配色がおしゃれなツインデスクは、4種類のデザインから選べます。シェルフの背面色がリバーシブルになっていて、組み立てる際に好きなカラーを選べるのがポイントです。
1人分の天板サイズが約100cmあり、教科書・ノートを同時に開いたり、調べものをしたりしながら作業できます。
収納する中身に合わせて高さが変えられる棚も、デスクになじむおしゃれなデザインです。シンプル・かわいさを兼ね備えたツインデスクは、子どもから大人まで幅広く使えます。
・商品名:LOWYA「学習机 2人用ツインデスク 本棚・サイドラック付き」
1人分のスペースが広いツインデスク
ツインデスクに興味があるものの、作業スペースの狭さを心配している人もいるでしょう。1人分のスペースを広く設けたツインデスクを選ぶと、窮屈さを感じにくく、勉強・作業ができます。
LOWYA「ツインデスク 2人用学習机 組み換え自由 木製」
白を基調とし、天板部分にナチュラルな木材を取り入れたツインデスクは、上品な雰囲気で部屋のインテリアを選びません。1人分の天板サイズが約120cmあるので「ゆったりとしたデスクで作業したい」という人にもおすすめです。
本体の引き出しと付属の棚は、学用品・仕事道具などを整理・収納するのに役立ちます。棚を使って仕切りがつくれるため、ツインデスクを使いながらも個別のスペースを確保できます。
・商品名:LOWYA「ツインデスク 2人用学習机 組み換え自由 木製」
JKプラン「ツインデスク 学習机」
デスクの高さを11段階に調節できるツインデスクは、子どもの成長に左右されません。約43~74.5cmと天板の高さを変えられるので、幼児から小学生・中学生・高校生・大人まで長く使えるのが特徴です。
ナチュラルなデザインはインテリアにもなじみやすく、リビング学習用の机にもぴったりです。可動式の棚・キャスター付きのキャビネットには、学用品から仕事で使う書類まで、大切な用具をたっぷりと収納できます。
1人分のスペースが約120cmあるため、セパレートで使用しても十分なスペースを確保できるでしょう。ホワイト×ナチュラルとブラウンの2種類があり、部屋の雰囲気・好みに合わせて選べます。
・商品名:JKプラン「ツインデスク 学習机」
パソコンを置きやすいツインデスク
テレワークにも使えるツインデスクなら、奥行きが約50cm以上ある商品がおすすめです。パソコン作業に便利な機能が付いたツインデスクを、3つ紹介します。
アイリスプラザ「コンパクトツインデスク ビーチ/ホワイト」
木製のナチュラルなデザインのツインデスクには、キャビネット・可動式のラックが付いています。キャビネットにはキャスターがあり、上段には鍵をかけられるので、貴重品の管理スペースにも便利です。
セパレート型なので、並べたり対面にしたりと、部屋の雰囲気・好みに合わせて模様替えも楽しめます。
1人分のスペースが約120cm×57cmとゆとりがあるため、パソコンを置いた学習・作業にもおすすめです。デスクにも2つの引き出しがあり、おしゃれなデザイン・収納力を兼ね備えています。
・商品名:アイリスプラザ「コンパクトツインデスク ビーチ/ホワイト」
JKプラン「ワイドデスク」
落ち着いたブラウンのデスクは、テレワーク用の作業スペースにも向いています。1人で広々と使ったり、子どものオンライン授業用に2人で使ったりと様々です。約180・190・200・210cmの4種類の幅から好きなサイズを選べるのが特徴です。
約50cmの奥行きは、パソコンを置いても窮屈さを感じにくく、配線コードを天板の穴に通すと、壁にぴったり設置できます。さらに天板の下には2つの引き出しがあり、ノートパソコンを収納する場所として使う方法もあります。
・商品名:JKプラン「ワイドデスク」
ISSEIKI「キッズ エリス 180ツインデスク(ナチュラル)」
木製のシンプルなデザインが特徴的なツインデスクは、性別・年代を選びません。一体型で統一感を出せるので、リビングに設置し、家族が自由に使える作業スペースにする方法もあります。
丸みのある天板は、安全性にも配慮されているため、子どもの学習机にもぴったりです。本体に2口コンセントが付いた奥行き約50cmのツインデスクは、テレワーク・パソコン学習にも向いています。付属の引き出しには、木製のペントレーが付いており、上段には鍵をかけられます。
・商品名:ISSEIKI「キッズ エリス 180ツインデスク(ナチュラル)」
まとめ
2人分の机が合体したツインデスクは、きょうだい・親子など家庭の状況に合わせて使えるのが特徴です。きょうだいで使うのはもちろん、親が子どもの勉強を見たり、仕事をしたりするスペースとして使う方法もあります。
ツインデスクを選ぶ際には、サイズ・目的を確認するのが大切です。設置する場所は、将来的に移動する可能性がある部屋のサイズを考慮しておくと、買い替えるリスクを減らせます。
木製のツインデスクは、部屋の種類を選ばず、性別・年代にも左右されないので、長く使える可能性が高まります。親子ともに気に入るツインデスクを見つけて、快適な学習・仕事スペースをつくりましょう。