赤ちゃんに帽子は必要?選び方とおすすめ8商品を季節別に紹介

第234回 みんなが共感!ママのお悩み
赤ちゃんの帽子には、おしゃれなだけではない重要な役割があります。外出する際に赤ちゃんに帽子をかぶせた方がよい理由を見ていきましょう。選び方・嫌がったときの対応・ハンドメイドのアイデアなど、赤ちゃんの帽子に関する情報も紹介します。

赤ちゃんに帽子をかぶらせる理由

生まれたばかりの赤ちゃんが帽子をかぶっているのは、かわいくおしゃれをしているだけではありません。帽子をかぶらせる背景には、赤ちゃんならではの理由が関係しています。

デリケートな頭を守るため

新生児に帽子をかぶせた方がよいひとつ目の理由は、デリケートな頭を守るためです。

赤ちゃんの頭の前部分には「大泉門」と呼ばれる骨の隙間が存在します。狭い産道を通過できるように柔らかくなっている場所で、1歳半になるころにふさがるといわれています。

そのため、1歳半ごろまではできるだけ帽子をかぶせて、赤ちゃんの柔らかい頭に衝撃を与えないようにすることが大切です。

参考:生まれた後の赤ちゃんの頭の形について|にしじまクリニック

参考:大泉門の気持ち|キャッツこどもクリニック

暑さ・寒さ対策のため

ふたつ目の理由は、赤ちゃんの体温調整を行うためです。生まれたばかりの赤ちゃんは、まだしっかりと体温調節ができません。

夏の暑い日に外出すると、紫外線を浴びるリスクが高まるため、日よけ・熱中症の対策として、赤ちゃんに帽子をかぶせてあげましょう。

反対に、寒い時期には保温を目的に帽子をかぶせてあげることで、赤ちゃんの頭を冷たい外気から守ることが大切です。

赤ちゃんの帽子を選ぶポイント

赤ちゃんの帽子を選ぶポイントを解説します。まずはサイズを計測し、季節に合わせた素材を選びましょう。

頭囲よりも約3cm大きいサイズがおすすめ

サイズの合う帽子を選ぶためには、赤ちゃんの頭のサイズを知っておくことが大切です。

赤ちゃんの額から後頭部をメジャーで囲い、頭囲を確認しましょう。成長を考慮すると、赤ちゃんの頭囲よりも約3cm大きいサイズの帽子がおすすめです。

ただし、サイズが大きすぎると、外出した際に風で帽子が飛ばされてしまうことがあります。赤ちゃんの頭に合わせてサイズ調節ができたり、あご部分にひもが付いていたりする帽子が便利です。

季節に合った素材・使いやすい機能

季節によって、帽子の適切な素材・機能は異なります。

暖かな春・夏に使う帽子には、通気性・吸水性に優れたコットンやガーゼ素材が向いています。一方で、肌寒さが増す秋・冬には、柔らかくて保湿性のあるニット素材の帽子が適しています。

また、デリケートな赤ちゃんに使う帽子だからこそ、手入れの方法も大切なチェックポイントです。洗濯機で丸洗いできる帽子は、手入れの負担が少なく、衛生的に使えます。

つばが広い帽子・えり足に日よけがある帽子は、熱中症対策に効果的です。

暑い夏におすすめの赤ちゃん帽子

紫外線が強い夏は、通気性のよい素材を使った帽子が適しています。かわいらしさと機能性を備えた赤ちゃん帽子を紹介します。

アブー「ねこサファリハット」

オフホワイト×ねこが爽やかなデザインの帽子は、頭囲約45~48cmです。アジャスターを使うと、赤ちゃんの成長に合わせてサイズ調整ができます。

首の後ろにある日よけカバーには、ねこの足・しっぽが付いています。赤ちゃんの好奇心をくすぐるデザインの日よけカバーは、取り外しも可能です。

外側には、はっ水加工を施したシャカシャカのポリエステルを、内側には蒸れにくいメッシュ生地が使われており、真夏はもちろん、水遊びシーンにも向いています。

・商品名:アブー「ねこサファリハット」

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camellia「ベビー 麦わら帽子」

耳が付いたストローハットは、グレー・ピンク・ブラウン・ベージュから選べます。頭囲サイズは約48cmで、あごひもが付いているため、外出中に飛んでいく心配が少ないのもポイントです。

コットンでつくられた麦わら帽子デザインなので、通気性がよく、夏の散歩・旅行にも向いています。

・商品名:camellia「ベビー 麦わら帽子」

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川端縫製「日本製 ベビー メッシュ素材のUVカット チューリップ ハット」

シンプルなデザインのチューリップハットは、使う赤ちゃんの性別を選ばないリバーシブルタイプです。

頭囲約42~44cm・約45~48cmの2サイズがあります。カラーは、ホワイト・ピンク・サックスから選べます。

表地にはコットン・ポリエステル・レーヨンのほか、暑い季節にうれしいメッシュ素材も使われています。

裏地はコットン100%で、幅広い季節で使える上、手入れも簡単です。生地や縫製も日本製です。

・商品名:川端縫製「日本製 ベビー メッシュ素材のUVカット チューリップ ハット」

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寒い冬におすすめの赤ちゃん帽子

寒い冬の外出には、厚手の赤ちゃん帽子が活躍します。ニット・モコモコ素材を使った帽子は、赤ちゃんの防寒アイテムにぴったりです。

Kawior「ベビーニット帽 かわいい耳付き帽子」

頭囲約46~50cmに対応しているアクリル製の帽子は、柔らかい手触りが特徴で、冬の寒さから赤ちゃんの頭をしっかりと守ってくれます。

立体感のあるボンボンが付いており、かぶるだけでおしゃれ感が増すのもポイントです。生後6カ月~2歳ごろまで使えるニット帽は、寒い日の散歩はもちろん、公園遊びにも活躍します。

・商品名:Kawior「ベビーニット帽 かわいい耳付き帽子」

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CHARM KIDS「ベビー REOMコットンどんぐりワッチ」

レッド・グリーン・イエロー・ブラウン・オレンジから選べる帽子は、どんぐりのようなデザインが特徴です。

頭囲サイズは約48~50cmで、冬はもちろんのこと、オールシーズン使えます。コットンを使用しているため肌触りがよく、家庭での手洗いが可能です。

裏地がなくて通気性のよい帽子は、一つひとつ手編みされたハンドメイド商品です。木の実をイメージするような落ち着いた色合いで、使う赤ちゃんの性別を選びません。

・商品名:CHARM KIDS「ベビー REOMコットンどんぐりワッチ」

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京都おかげさまで「ベビーニット帽」

耳・首をすっぽりと覆うニット帽は、イエロー・ピンク・ブラウン・ブルー・レッドの5色から選べます。うさぎをイメージしたモコモコのデザインは、真冬の防寒対策に役立つのはもちろん、愛らしい見た目も印象的です。

頭囲サイズは約46~51cmを目安としたフリーサイズで、生後6カ月~3歳ごろまで使えます。締めつけ感が少ない毛糸編みには伸縮性があり、かぶるだけでコーディネートが完成します。

厚さのあるニット帽は、活発な赤ちゃんのケガを防ぐのにも効果的です。

・商品名:京都おかげさまで「ベビーニット帽」

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春・秋におすすめの赤ちゃん帽子

比較的に心地よく過ごせる春・秋シーズンにも、日よけ対策は欠かせません。春・秋の外出には、紫外線を防ぐカバー付きや、つばの広い赤ちゃん帽子がおすすめです。

ミキハウス ホットビスケッツ「日よけカバー付きハット」

白とネイビー×ホワイトの2種類ある帽子は、42cm・44cm・46cm・48cmのサイズから選べます。首の後ろに日よけカバーが付いているので、紫外線が気になる春にもぴったりです。

コットン素材でつくられた帽子には、左右で色が違うギンガムチェックのくま耳が付いています。青・赤・白といったシンプルな配色は、使う赤ちゃんの性別を選びません。

ゴムひもが付いているため、帽子が吹き飛んでしまう心配がないのもメリットです。

・商品名:ミキハウス ホットビスケッツ「日よけカバー付きハット」

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HOMEFIT「ベビーキャップ 帽子 野球帽 ストライプ」

頭囲約42~46cm・約46~50cmのサイズから選べる帽子は、活発な雰囲気を演出するキャップ型のデザインになっています。前部分にあるつばには、ワイヤーが入っているので、上に向けて固定できます。

吸湿性・通気性がよく、コットン100%で手入れがしやすいのもポイントです。

洗濯・折りたたみにも強いので、バッグに入れて持ち歩いても型崩れしにくい仕様です。後頭部に付いた面ファスナーのサイズ調整機能を使うと、赤ちゃんの成長に合わせてサイズを変えられます。

・商品名:HOMEFIT「ベビーキャップ 帽子 野球帽 ストライプ」

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赤ちゃんの帽子に関するQ&A

赤ちゃんに帽子をかぶせた経験がなく、どのような反応をするのか不安な人もいるのではないでしょうか?最後に、帽子を嫌がったときの対応や、ハンドメイドに役立つアイデアを紹介します。

赤ちゃんが帽子を嫌がったらどうする?

帽子をかぶせた瞬間、嫌がって泣き始めるのは赤ちゃんによくある話です。なかには、帽子をかぶらされること自体に恐怖感を抱く赤ちゃんもいるでしょう。

帽子を怖がっている赤ちゃんには、好奇心を引き出したり、褒めたりする方法が効果的です。

親のまねを始めた赤ちゃんなら、帽子をかぶって見せることで興味を持つ可能性があります。また、赤ちゃんが帽子をかぶったタイミングで「かわいい!」「似合っているね!」と褒め、心地よさを感じさせるのもおすすめです。

どうしても嫌がる場合には、赤ちゃんなりの理由があると考えられます。無理にかぶらせようとせず、嫌がらないタイミングを待ってあげる配慮も必要です。

赤ちゃんの帽子を手づくりするなら?

サイズの小さな赤ちゃんの帽子は、比較的ハンドメイドしやすいアイテムといえます。

春・夏の暖かな季節には、好きな模様のコットン生地を使用し、ミシン・手縫いで帽子をつくる方法もあります。手芸に自信がない場合は、カットして使える型紙や、必要な材料・説明書がそろったキットが便利です。

肌寒い秋・冬に帽子をつくるなら、かぎ針を使った手編みにチャレンジしてみてはいかがでしょうか?コットン糸・飾りひも・はさみなど、比較的少ない材料で帽子づくりに挑戦できます。

ハンドメイドの帽子は既製品とは違い、赤ちゃんに似合いそうな色・模様を組み合わせてオリジナルなものがつくれます。赤ちゃんが成長してからは、好きな動物・キャラクターなどのワッペンを付けてアレンジするのもおすすめです。

まとめ

赤ちゃんにかぶらせる帽子には、デリケートな頭の保護と、暑さ・寒さ対策の主に2種類の役割があります。赤ちゃんの額から後頭部を計った頭囲よりも、約3cm大きいサイズの帽子を選ぶと比較的長く使えます。

季節によって、帽子の役割は異なるため、春・夏・秋・冬に合った素材・デザインを選ぶのがおすすめです。

快適に使い続けるためには、洗濯機の使用の可否・日よけカバー・サイズ調整などの機能性も欠かせません。季節に合った使いやすい帽子を選び、赤ちゃんとの外出シーンに役立てましょう。

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