3、子どもがいない場合の離婚に最適なタイミング
子どもがいない場合の離婚のタイミングは、子どもがいる場合と比較すると難しくはありません。
あなたが離婚後も生活していく能力があるなら、離婚事由と配偶者や状況によって決めていきましょう。
子どもがいませんから親権や養育費などで悩む必要はありません。
慰謝料を請求するなら、離婚事由に該当する証拠を集めた後ならいつでも離婚のタイミングといえるでしょう。
もしも、慰謝料が期待できない状態の場合には、少しだけタイミングを待つのも賢い選択です。
ただし、いずれは離婚をしたいなら早ければ早いほど、あなたの社会的な立場は守られるかもしれません。
若いうちの方が就職先も見つけられますし、惰性で婚姻を続ける必要もないからです。
4、希望するタイミングで離婚することは難しい
離婚は1人でできるものではありません。当然パートナーの合意が必要なものです。
協議離婚や調停離婚では話し合いをじっくりしていく必要があります。
もしも裁判離婚だったとしても、裁判期間があるため、あなたの思い通りのタイミングで離婚することは難しいでしょう。
離婚事由にもよりますが、できれば裁判などには発展せずに協議離婚(夫婦間の話し合い)で離婚を成立させたいと感じるはずです。
相手あってのことですから、完全に希望するタイミングでの離婚はできないと考えてください。
パートナーが納得できるように離婚の話を切り出してから半年間の猶予を与えて、お互いに幸せになれる道を考えた方がいいでしょう。
その間に夫の離婚事由に相当する態度が改る可能性もあります。
態度が改れば、本当に離婚するしか道がないのかを改めて検討してみてもいいと思います。
配信: LEGAL MALL