求職者支援制度で受けられる訓練の内容
求職者支援制度によって受けられる訓練の内容は、ITから一般事務、介護福祉に関するものなどさまざまです。一例としては下記のようなコースがあります。
・WEBアプリ開発
・広告・DTPクリエーター
・医療・介護事務
・OA経理事務
・ネイリスト養成
図表
出典:厚生労働省 求職者支援制度のご案内
訓練期間は2ヶ月から6ヶ月となっていますが、最短では2週間から、最長では2年間と訓練の内容によって期間が異なります。自身の希望するコースがどれくらいの訓練期間になるかも確認しておく必要があるでしょう。
求職者支援制度を受けるにはどんな手続きが必要?
求職者支援制度を利用するには、自身の住所地を管轄するハローワークで所定の手続きが必要となります。手続きは訓練の受講手続きと職業訓練給付金に関する手続きに分かれています。
訓練の受講手続きには、受講の申し込みだけではなく、面接や筆記試験といった訓練実施機関による選考手続きを経ることも含まれています。そのため、必ずしも希望する訓練を受けられるとは限らないことに注意してください。
また、職業訓練給付金の申請については事前審査を経ることが必要です。さらに、毎月支給申請の手続きも必要になります。どちらが欠けても給付金を受け取ることができません。特に毎月の支給申請については、訓練で忙しかったとしても、絶対に失念しないようにしてください。
給付金申請の手続きには運転免許証などの本人確認書類の他、ハローワークにて交付される各種書類、住民票謄本の写しなどの書類が必要になります。手続きや提出書類の詳細については申請先のハローワークにご相談ください。
配信: ファイナンシャルフィールド