暑くなると使う機会が増えるのがエアコンの冷房です。最近はインターネットやSNSなどでも電気料金の値上げが話題になることも多く、家計の節約のためにも冷房代を抑えたい人も多いのではないでしょうか。その一方で、我慢しすぎて熱中症になってしまっては本末転倒です。
本記事では、1人暮らしの場合、どのようにすれば冷房代を節約できるのか、エアコンを使う以外に暑さを乗り切る方法はあるのか、解説します。
1人暮らしの電気代はいくら?
総務省統計局が発表している2022年単身世帯の家計調査によると、電気代は平均で6808円となっています。時期によって電気の使用量や料金は変動しますが、年間平均で約7000円かかっていることが分かります。
電気代が大幅に上がる?
2023年6月から大手電力会社の電気料金が値上げされます。
2023年5月16日に開催された「物価問題に関する関係閣僚会議」で大手電力会社7社の値上げ申請が認められました。標準的な家庭の値上げ率は北海道電力が約21%、東北電力は約24%、東京電力エナジーパートナーは約14%、北陸電力は約42%、中国電力は約29%、四国電力は約25%、沖縄電力は約38%となっています。
実際の電気代は契約会社やプランの内容によって変わることが多く、政府が負担軽減策を打ち出すときもあり、必ずしも毎回値上げされるとは限りません。ただし、将来的には電気代の負担がさらに重くなるかもしれないため、節約は欠かせないといえるでしょう。
配信: ファイナンシャルフィールド