スーパーで揃えられる非常食9種
ここまでに紹介した非常食を選ぶポイント6つを踏まえ、具体的にスーパーで買える、非常食としてもおすすめの食品を9種類紹介します。非常食として売られているものではなくても、缶・瓶・プラスチックボトル・パウチに入った食品や乾燥食品など、常温で比較的長い期間保存がきく食品です。そんな食品は、非常食としても活躍します。
飲料水
まずは一番大事な飲料水。水の備蓄量は、1人1日当たり3Lが推奨されています。3人家族なら、(3人×3L×7日分)で63L用意するということになります。500mlサイズの水もあると持ち運びがしやすく、直接口をつけて飲むときも衛生的なのでおすすめです。
お米
炊飯の必要のある精米のほかに、レトルトのパックに入ったものやアルファ米、おかゆのパウチパックなどはすぐ食べられて保管にも便利です。
パン・乾パン
通常のパンは日持ちしないものが多いですが、乾パンや缶詰入りのパン、2か月程度常温保管ができるパンもスーパーで見つけることができます。
缶詰
長期の常温保存ができる缶詰は非常食向きの食品です。サバ缶やツナ缶、トマト缶といった普段料理によく使う缶詰食品はローリングストックにおすすめ。また、スープやカレーの缶詰、フルーツ缶など、開けるだけで調理不要で食べられる缶詰もあると非常時に便利です。缶切り不要のタイプがおすすめです。
レトルト食品
カレーに代表されるようなレトルト食品も非常時の強い味方。加熱しなくてもおいしく食べられるものもあるので、そういったものを選んでみましょう。
お菓子
ストレスのかかる被災時に、お菓子があるとホッと一息つけます。お菓子類も常温である程度の期間保存がききますね。好きなお菓子をローリングストックしておきましょう。
野菜ジュース
手軽に飲める野菜ジュースは、栄養が偏りがちな被災時におすすめです。缶入りのタイプだとより長期間保存ができます。
フリーズドライ食品
お湯や水を注ぐだけで食べられるフリーズドライ食品。保管も省スペースにできます。お湯を用意するのが難しい場合を想定し、「水で戻せる」タイプも用意しておきたいですね。
ナッツ類
長期保存ができて栄養価が高く、手軽に食べられるナッツ類も非常食向きの食品です。非常用持ち出し袋に入れておくのもおすすめです。
配信: 防災ニッポン