園でケガをすることはあり得る
親としては、子どもがケガをするのはつらいものですよね。とはいえ、園生活はケガがつきものです。集団生活の中で、自分のことは自分でやることを目指して保育をしているため、家庭内で親がしてくれることも、自分の力でやってみる経験をしています。
もちろん全て成功ばかりではなく、失敗も経験します。そこでできた傷もあれば、転んでしまったり、お友だちとぶつかったり…。不意にできるケガや傷は防ぎようがないことも。
また、保育士は一人ひとりしっかり見守ることに徹して保育をしていると思いますが、先生も人間です。目の行き届かないこともあります。もちろん園で起きた事故やケガは園の監督責任の範囲ですが、絶対にケガを防げるわけではないという点は、保育士の立場からするとご理解いただけるとうれしいです。
見覚えのない傷を見つけたら
もし、園から帰宅した後に見覚えのないケガや傷を見つけたら、どの程度か確認してみてください。そして、どうしたのかまず本人に聞いてみましょう。
すり傷や小さなケガであれば、子ども本人も強い痛みがなく、気にしていないことも…。ケガをしたことには気づいていても、その際に痛みを感じなかったことから、自分から先生に「ケガをしちゃった」と言わないケースもあります。
もし、出血などがあり、痛かったであろう傷があった場合、本人に状況を確認してから、園に報告しましょう。家に帰ってズボンを脱いだらひざから出血していた…など、パっと見ただけではわからないケガもあります。
配信: ママリ