アーモンドは毎日食べていい? 栄養や保存方法も【専門家監修】

アーモンドは毎日食べていい? 栄養や保存方法も【専門家監修】

アーモンドといえば、アーモンドチョコをはじめ、ケーキやフロランタンなど、お菓子の材料としても身近なナッツ。最近は「健康や美容に良さそう」とおやつ代わりに食べる人も増えている一方、「脂質が多いから毎日食べると太りそう」と敬遠している人もいるようです。この記事では、アーモンドのカロリーや栄養、摂取量の目安などを紹介します。

【特徴】カリフォルニア産が流通。収穫期は8〜10月

アーモンドはバラ科サクラ属。種の中の仁(じん)と呼ばれる部分を食用とするナッツ類の一種です。

原産はアジア西南部で、古代ローマ時代に地中海沿岸地域に伝来。旧約聖書にもたびたび登場するほど、古くから愛されていたナッツだと考えられています。

18世紀にスペインの宣教師によってアメリカに伝わり、カリフォルニアはアーモンドの世界最大の生産地に発展。日本へは江戸時代にポルトガル人によって持ち込まれましたが、本格的な輸入が始まったのは1950年代です。

日本で流通するアーモンドのほとんどが、カリフォルニアから輸入されたもの。カリフォルニア産のアーモンドは8〜10月頃に収穫され、航路で日本に11月頃に届きます。貯蔵されたものは通年で出回っています。

【選び方】無塩、無添加の素焼き(ロースト)タイプがおすすめ

スーパーなどでアーモンドを探すと、食塩や油の使用の有無でいくつかのタイプが販売されていることがわかります。健康や美容のために食べるなら、無塩、無添加で油を使っていない素焼き(ロースト)タイプがおすすめです。

袋やパックごしに中身のアーモンドが見えるようなら、粒の大きさが揃っているものを選ぶようにしましょう。

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