①まず大事なのは「基準」を持つこと
「捨てられない」お悩みのなかには、「捨てるタイミングが分からない」「どれも必要な気がする」「捨てるには勿体ない気がする」と整理の判断が難しいと感じている方が多いのではないでしょうか?
物は「使えるか」「使えないか」で判断してしまうとモノの量を適正に保つのは難しくなってきます。なぜなら使っていない・出番の少ないものほど消耗せず壊れにくいからです。
まずは「基準」を持つこと。例えば、「使える・使えない」ではなく自分自身が「使いたいかどうか」。日々の暮らしで「役に立っているかどうか」。モノ視点ではなく、自分を基準に考えてみてください。
また、交換のタイミングが難しいタオルやインナー類は「〇年で交換する」など交換時期の基準を決めたり、ストックや日用品、キッチンツールやカトラリー、文具など「〇個あれば足りる」と分かるものは、使う頻度から持つ個数を基準として決めると必要な量に対して多いのか少ないのかが判断できます。
②全量を把握する
捨てられない方には「なんとなく持っていないと不安…」という方もいらっしゃいます。
そんな方にオススメなのが「全量を把握する」こと。よくお片付けで「全部出し」が大事と聞いたことはありませんか?全部出しすることで、自分が現在どれくらいの量を持っているのか視覚で把握することができます。
収納まるごと全部出してしまうと逆に心が折れてしまうので、アイテムごとでOK。例えば、紙袋・タッパー・ファイル・ペンなど、家からアイテムごとに集めてみてください。
全量を把握することで「もう買わなくても十分ある」ことや「持ちすぎている」ことなどに気づけるはずです。現状がしっかりと分かれば①で話した基準も考えやすくなります。
配信: michill(ミチル)