【管理栄養士監修】プロテインを摂る意味と選び方!目的別プロテインドリンクの作り方も紹介

“筋トレ”“筋活”ブームでプロテインを飲む人が増えています。そもそもプロテインとは何でしょうか。この記事では、プロテインを摂る意味や成分、選び方を解説。また、目的別のおすすめプロテインドリンクや、飽きずに続けられるよう、果物、野菜、氷などを加えたドリンクの作り方を紹介します。

プロテインを摂る意味って何?成分と栄養について解説

そもそもプロテインの意味とは?

プロテイン(Protein)とは、「タンパク質」を英訳したものですが、日本では“タンパク質を主成分としたサプリメント”と認識されていることが多いです。
このプロテインという言葉、語源はギリシャ語で“proteios”「一番大切なもの」という意味があります。この語源からもわかるように「タンパク質」は人間にとって、とても大切な栄養素なのです。

さて、タンパク質はどんな働きをしているのでしょう。
三大栄養素の1つであるタンパク質は、体内でエネルギー源として利用されることもありますが“体を作る材料になる”という大きな役割をもっています。

筋肉・血液・細胞・皮膚・腱(けん)・コラーゲン・髪・爪だけではなく、ホルモンや酵素、免疫に関わる物質まで様々なものの材料となる体内のタンパク質は、常に新陳代謝を繰り返しているため、食事などで体外からタンパク質を補給する必要があるのです。

しかし、タンパク質をたくさん摂ったからといって、それがすべて利用されるわけではありません。不要になったタンパク質は、肝臓や腎臓に負担をかけるだけでなく、消化不良や中性脂肪の蓄積にもつながります。

1日にどれくらい「タンパク質」を摂ればいいの?

では、タンパク質は1日にどのくらい摂ればいいのでしょうか?

タンパク質の1日の摂取量は、普段運動をしない人は体重×1g、30分以上の運動を週に3回以上している人は、体重×1.4g、きつい運動を週に3回以上している人であれば体重×2.0gを上限にすると良いでしょう。

例えば、持久的な運動をしている体重50kgの方の場合、70gが1日の目安量となります。
3食バランスよく食事をしていれば十分摂れる量ですが、朝食の時間が作れないなどで、不足している人も少なくありません。そんな時は、タンパク質摂取のために高タンパク質・低脂質のプロテインを活用するのも1つの方法です。

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