冬場は毎日「湯船」につかりたい…!「銭湯に毎日通う」のと「自宅の浴槽にお湯をためる」のではどちらが安い?

寒い季節には、湯船につかってゆっくりと体を温めたいと考える方も多いでしょう。なかには、水道代やガス代を気にして銭湯に行っている方もいらっしゃるかもしれません。
 
そこで今回は、毎日銭湯に通うのと自宅で浴槽にお湯をためるのとでは、どちらが安く済むのかを検証します。「なるべく出費をおさえたい」とお考えの方は、ぜひ参考にしてください。

毎日銭湯に通った場合にかかる費用

自宅から歩いて行ける距離にある銭湯(東京都)に毎日行った場合、いくらかかるのかを見てみましょう。令和5年7月1日時点での東京都における銭湯の入浴料金は、大人1回で520円(税込み)です。1日1回銭湯に行ったら、1ヶ月で1万5600円かかります。

 

なお東京都には「都内共通入浴券」があり、銭湯1回分の利用券10枚つづりで4700円(税込み)で販売されています。都内共通入浴券を月に3つ購入すると1万4100円かかり、1回ごとに支払うよりも1500円お得です。

 

浴槽にお湯をためた場合にかかる費用

次は、自宅の浴槽にお湯をためた場合にかかる、水道代とガス代を見てみましょう。浴槽1杯には、およそ200リットルの水が必要です。東京都水道局の「平成24年度生活用水実態調査」をもとに、水1リットルあたりの水道代単価を0.24円とすると、お風呂1回分(湯船)の水道代は、約48円です。

 

次は、お風呂を沸かすためのガス代を見てみましょう。

 

今回はガスの熱量を約1万751キロカロリー、熱効率を80%、15度の水200リットルを42度に上昇させると仮定してガス代を算出します。都市ガスの単位料金を142.72円/立方メートルとすると、お風呂1回分で約90円のガス代がかかります。

 

水道代とガス代を合計すると、お風呂1回当たりのコストは約138円です(水道代とガス代ともに基本料金は含みません)。毎日湯船につかったとすると、1ヶ月当たり約4140円で済みます。銭湯にかかる費用が、都内共通入浴券を使っても1万4100円かかるため、自宅で湯船につかったほうがお得であることが分かりました。

 

なお今回は、湯船につかるコストのみを比較しています。シャワーやお風呂を洗う際にかかるコストも入れると、もう少し水道代とガス代が高くなるでしょう。

 

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