1人暮らしで自炊もしていますが貯金が全然貯まらず将来が心配です。節約はもう限界なので、「貯まらない生活」を脱する方法はありませんか?

貯金を増やす方法として、支出を抑えることが挙げられます。とはいえ、1人暮らしで自炊をするなど、日常的に節約をしていても、期待するほどの効果が出ない場合もあるでしょう。このような状況が続くと、節約に限界を感じて途方に暮れるかもしれません。
 
そこで本記事では、貯金が増えず将来を心配している人に向け、「貯まらない生活」を脱する方法について詳しく説明します。

貯金の優先順位を繰り上げ

月々の貯金に関して、目標とする金額を掲げていても、実際はそれに遠く及ばない人も珍しくありません。例えば、6万円を理想としているのに、2万円ほどしか貯められないケースも見受けられます。このような理想と現実の差を埋めたいなら、貯金に対する意識を変えることが大切です。

 

貯金を「月々の収入から生活費を抜いた後の余り分」と捉えていると、お金を貯めるペースが遅くなってしまいます。貯金の優先順位が低いので、基本的には優先順位でトップへの繰り上げが必要です。

 

給与が振り込まれたら、そこから最初に6万円を確保するなど、生活費の支払いより先に貯めます。この作業が面倒なら、給与口座とひも付けた定期預金の積立サービスを申し込むとよいでしょう。また、単純な節約ではなく、残金で生活できるようにライフスタイルを見直さなければなりません。

 

安全性を重視する資産運用

投資などの資産運用も、貯金の増加につながる効果的な方法です。そう言われても、未経験の人は元本割れを恐れて始められないかもしれません。

 

着実に貯金を増やしたい場合、期待できるリターンが魅力的でも、リスクが大きな金融商品は選択肢から除外する必要があります。その判断が難しいなら、取りあえず投資信託を利用しておくことも一つの手です。プロが投資を引き受けてくれるため、専門知識がなくても高い安全性のもとで続けられます。

 

国が推奨する、資産運用制度の「NISA」「iDeCo」の活用も検討しましょう。特にNISAは、2024年より新制度がスタートすることで注目を集めています。

 

なお、お金ではなく、ポイントを運用するサービスも登場しました。ポイントで有価証券を購入できるなど、疑似的に資産運用の体験が可能です。そちらで資産運用の感触をつかんでから、本格的な投資に挑戦すると安全性を高められるでしょう。

 

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