サンタさんが日本中の子どもに「プレゼント」するために、実際いくらお金が必要? 1人にかけられる時間は「0.005秒」という結果に

クリスマスが近づくと、街にイルミネーションが点灯したり、セールがあったりと賑やかになってきます。大人になった今でも、クリスマスと聞くとわくわくとした気持ちになるという人もいるのではないでしょうか。
 
そして、クリスマスというとプレゼントが思い浮かびます。子ども時代、「今年は、サンタさんは何をくれるのかな」と期待に胸を膨らませていた人も多いでしょう。
 
本記事では、サンタさんが日本中の子どもにプレゼントをするために、いくらお金が必要なのか、そして一人当たりどれくらいの時間で配っているのかを解説しています。

日本の子どもの人数

少子化が叫ばれていますが、現在日本には子どもはどれくらいいるのでしょうか。総務省統計局は、2023年4月1日時点での子どもの数は前年に比べて30万人減り、1435万人だと公表しています。なお、男女別では男子が735万人、女子が700万人と、男子のほうが女子よりも35万人ほど多いです。

 

ちなみに、ここでの「子ども」とは0歳から14歳までです。サンタさんは小さな子どもだけではなく、中高生や大人にもプレゼントを配ることもあるかもしれませんが、今回は小学生以下にしぼり、サンタさんが配るプレゼントの金額と時間を算出していきます。

 

子ども全体の人数が1435万人で、その中には中学生の年代(12~14歳)が321万人います。よって、小学生以下の子どもの人数は「1114万人」です。

 

プレゼントの金額

子どもが欲しがるプレゼントの金額は年代や好みによってさまざまです。今回は、株式会社バンダイが2023年11月に調査した「クリスマスに関する調査」の結果を参考にしていきます。本調査は3~12歳の子どもを持つ男女600人を対象にアンケートがおこなわれています。本調査によると、クリスマスプレゼントの予算は平均で7718円です。

 

そのため、この金額をサンタさんが用意するプレゼント額と仮定します。

 

ちなみに、子どもが欲しいクリスマスプレゼントは3年連続でゲームソフトが1位で、2位のゲーム機と合わせると全体の26%を占めます。

 

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