「こたつ」と「電気カーペット」の電気代の差
前述した電気代を、比較してみましょう。「こたつ」と「電気カーペット」の電気代の差は、表1の通りです。
表1
種類 | 1日8時間稼働した場合の電気代 | 1ヶ月当たりの電気代 |
---|---|---|
こたつ | 72円 | 2160円 |
電気カーペット | 120円 | 3600円 |
※筆者作成
1ヶ月当たりの電気代の差は1440円で、電気カーペットと比較して、こたつのほうが電気代を安く抑えられることが分かりました。
ただし、どちらが自分に適しているかの判断は、ほかの要素も比較する必要があります。こたつと電気カーペットのメリット・デメリットを、それぞれ見てみましょう。こたつのメリット・デメリットは、以下の通りです。
【メリット】
・足元から暖められる
・テーブルとして使える
・空気が乾燥しにくい
【デメリット】
・設置スペースと収納スペースが必要
・部屋全体は暖められない
対して、電気カーペットのメリット・デメリットは、以下の通りです。
【メリット】
・サイズやデザインの種類が豊富
・収納がコンパクト
・お手入れがしやすい
【デメリット】
・低温やけどの危険性がある
・部屋全体は暖められない
それぞれの特徴を把握して、自分たちに合った製品を選びましょう。
電気代はこたつのほうが安い!生活スタイルに合わせて選ぼう
今回の計算結果では、こたつのほうが電気代は安いことが分かりました。設置・収納スペースが確保できる方や、テーブルとしても使いたい方は、こたつのほうが適しているでしょう。
一方でスペースが確保できない方や、豊富な種類・デザインから選びたい方は、電気カーペットのほうがおすすめです。部屋の大きさや生活スタイルに合わせて選ぶことで、快適に過ごせるでしょう。
出典
東京電力エナジーパートナー株式会社 従量電灯B・C 従量電灯B
経済産業省 資源エネルギー庁 省エネポータルサイト 家庭向け省エネ関連情報 無理のない省エネ節約
執筆者:FINANCIAL FIELD編集部
ファイナンシャルプランナー
配信: ファイナンシャルフィールド
関連記事: