購入を検討中の車に「修復歴」が! 事故歴とはどう違う? 注意点や間違えやすい内容についても解説

極端に安い車は避けた方が無難

鑑定書を付けるような良心的な販売店もあれば、そうでもない販売店が存在するのも事実です。事故にあった車の見た目だけきれいに修理し、見えない部分は手抜きして修理して再販する、といったケースを耳にしたことがあります。また、車が水没した事実を隠して販売してトラブルになる、というような可能性もゼロではありません。

 

欲しい車が見つかって、それが同条件の車種と比較して価格が安い場合は何らかのトラブルが隠れている可能性がある、と疑ってかかった方がいいでしょう。多少購入金額が高かったとしても、信頼できる中古販売店を見つけ、そこで購入したほうが将来的な安心を買うことにもつながりますので、筆者はそちらをおすすめします。

 

近年、大手中古車販売店でのトラブルを報道などで見たり聞いたりする機会もありました。大手だから安心、というわけではありませんが、ディーラーなどの看板を背負って商売をしている販売店であれば比較的安心できるのではないかと思われます。

 

中古車とは言え大きな買い物となりますので、修復歴の有無はもちろんですが、信頼できるお店かどうかも慎重に吟味して車選びをするようにしましょう。

 

出典

一般財団法人 日本自動車査定協会 東京都支所 8.修復歴の考え方

 

執筆者:宇野源一

AFP

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