【キムチ7種食べ比べ】あなたの好みを見つけてみて! スーパーで購入できるキムチを徹底比較

【キムチ7種食べ比べ】あなたの好みを見つけてみて! スーパーで購入できるキムチを徹底比較

「キムチくんマーク」とは

韓国でキムチの品質や安全性を保証するために使用される認証マーク。韓国食品産業協会によって管理されており、特定の基準や条件を満たしたキムチ製品にのみ付与される。キムチ君マークが付いている製品は、製造過程、原材料、衛生状態などが一定の基準以上であることを示している。主に韓国内で販売されるキムチや、韓国から輸出されるキムチに見られ、高品質なキムチを選ぶ際の目安となる。キムチ君マークを持つ製品は、味の品質だけでなく、発酵度合い、栄養価、保存方法においても優れていると認められているので、キムチを選ぶ際の参考にしてみて欲しい。(※)

(※)韓国農水産食品流通公社HPより

「釜山発 韓国農協キムチ」 東海漬物株式会社(輸入者)

・価格:499円(税込)

・購入場所:マルエツ

・内容量:300g

原材料は、はくさい、だいこん、にんにく、たまねぎ、しょうが、せり、にら、ごま。

漬け原材料は、とうがらし、食塩、えび塩辛、砂糖、いわし塩辛]調味料(アミノ酸)、(一部にえび・ごまを含む)。

韓国産の「発酵キムチ」。キムチくんマークが付けられており、食べごろの時期や、使用する料理ごとに最適な日数も表示されている。これは、発酵や熟成度合いによって、料理との相性が変わることを示している。

食べてみると、強烈な酸味とピリピリする辛さがあるが、非常に心地よい辛さだ。雑味がなく、さっぱりしており、白菜の食感も非常に良い。爽快感があり、素晴らしい仕上がりだ。数日後に食べてみると、酸味がさらに増していた。まさにクセになる味わいだ。本格的な「キムチ」を求める方には間違いなくおすすめ。価格は1g当たり1.6円で、国産キムチの約2倍近い価格だが、質を考えれば、コストパフォーマンスは決して悪くない。

「韓キムチ」 モランボン株式会社(輸入者)

・価格:449円(税込)

・購入場所:マルエツ

・内容量:300g

原材料は、白菜、漬け原材料[大根、赤唐辛子粉、玉ネギ、ニンニク、食塩、アミ塩辛、長ネギ、砂糖、生姜、ニラ、イワシ塩辛、カツオエキス]ソルビートル、調味料(アミノ酸)、pH調整剤。

韓国の農水産物にこだわった、本場韓国の発酵キムチ。

食べた感想としては、強烈な酸味と持続するピリピリとした辛さが際立つ。辛さも強いが酸味の方がさらに強い。「韓国農協キムチ」と同様に、非常にすっきりとした味わいが特徴的だ。コクのある熟成キムチであり、発酵感が非常に強く、本格的なキムチの証だ。価格は1g当たり1.4円と高価だが、その品質を考えればコストパフォーマンスは十分に納得できるレベル。

【総評】国産キムチと韓国キムチの違いは?

一般的にキムチは辛い食べ物というイメージがあるが、国産キムチを食べてみると、辛さが想像以上に控えめであることに驚かされる。色が赤いからといって必ずしも辛いわけではないのだ。日本人の好みに合わせてマイルドに仕上げられた商品が多く、乳酸菌を加えた商品がトレンドとなっている。

一方で、発酵している韓国産のキムチは、しびれるような辛さと強烈な酸味が特徴的。発酵の過程で色も味も変化し、食べ頃の時期は料理への使用方法や個人の好みによって異なる。キムチの発酵は主に乳酸発酵によるもので、乳酸菌を入れる必要もない。野菜の糖分が乳酸菌によって乳酸に分解されることで、特有の酸味を生み出し、保存性を向上させている。

しかし、発酵させたキムチと発酵させていないキムチ(漬物とも呼べるかもしれない)では、価格に大きな差があり、一方が他方より優れているとは一概に言えない。味の好みは個人差が大きい。また、国産商品の中にはパッケージに「キムチ」と書かれていないものもある。マイルドで家族みんなが楽しめる国産キムチか、本格的なキムチを求めるなら韓国産を選ぶと良いだろう。シチュエーションに応じて選択することが大切だ。そして、国内で最も売れている漬物が「キムチ」であることも事実であり、発酵させていない国産キムチも侮ることのできない存在だ。多くの商品が陳列されているが、キムチ選びの一助となれば幸いだ。

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