「子宮肉腫の生存率」はご存知ですか?症状や診断方法も解説!【医師監修】

「子宮肉腫の生存率」はご存知ですか?症状や診断方法も解説!【医師監修】

子宮肉腫の生存率についてよくある質問

ここまで子宮肉腫の生存率・症状・治療法などを紹介しました。ここでは「子宮肉腫の生存率」についてよくある質問に、Medical DOC監修医がお答えします。

子宮肉腫の余命はどれくらい?

馬場 敦志医師

子宮肉腫は患者さんの数が少ない疾患で、未だ難しい病気であるといえます。子宮肉腫の予後は5年生存率を見ると、病期を限定しない全体で約35%、III期・IV期では約10~25%です。他のがんと同じで進行しているほど予後は悪くなり、非常に悪性度の高い疾患とされていますので、気になる症状があればすぐに医療機関を受診しましょう。

子宮肉腫の罹患率について教えてください

馬場 敦志医師

子宮肉腫と診断される人の数は、1年あたり10万人に1人未満と非常に少ない数字です。1年の罹患率として計算すると0.001%以下になるので、本当にまれな病気であることが分かります。

編集部まとめ

今回は、子宮肉腫の生存率をはじめとして、症状や診断方法・治療方法などについて他の子宮関連疾患と比較しながら解説をしました。

子宮肉腫はまれな疾患で、まだ分かっていないことも多いですが他のがんと同じく早期発見・早期治療が生存期間を伸ばすために大切なことです。

ご自身またはご家族で気になる症状・異変があるという方は、1人で悩まずなるべく早く医療機関に相談してください。

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