子宮ポリープができる原因とは?Medical DOC監修医が子宮ポリープの原因・症状・検査法・予防法や何科へ受診すべきかなどを解説します。気になる症状がある場合は迷わず病院を受診してください。
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監修医師:
吉田 悠人(アルテミスウィメンズホスピタル)
2015年東北大学医学部卒業。東北大学病院、複数の総合病院勤務を経て、アルテミスウィメンズホスピタル勤務。産婦人科専門医。日本産科婦人科学会、日本産科婦人科内視鏡学会、日本生殖医学会所属。
「子宮ポリープ」とは?
健康診断や婦人科を受診したときに「子宮にポリープがある」と言われた人も多いのではないでしょうか?今回は、子宮のポリープについて詳しく解説していきます。
子宮ポリープの種類
子宮のポリープは、できる場所により子宮内膜ポリープと子宮頸管ポリープに分類されます。どちらも良性の腫瘍です。
子宮内膜ポリープ
子宮の奥の子宮内膜という部分にできるポリープのことを指します。子宮内膜とは妊娠において着床の場となる部分であり、また月経周期の中で剥がれ落ちてきて月経血となる組織です。
子宮内膜ポリープは症状がない場合もありますが、一般的に不正出血や過多月経(月経血が多くなり、時に貧血の原因になる)の原因となることがあります。また、妊活をしている女性の場合、着床の邪魔をしてしまい不妊症の原因となることもあります。
子宮頸管ポリープ
子宮口の近くの子宮頸管と呼ばれる部分にできるポリープのことを指します。発育してくると子宮口から顔を出し、キノコ状に見えることが多いです。
子宮頸管ポリープも無症状のこともありますが、接触により出血を起こしやすい組織のため、不正出血の原因となることがあります。
配信: Medical DOC